家電や家具などを買ったときに発泡スチロールがたくさんついてきて、邪魔なので処分したい!けれど…
あれ、これって何ゴミ?燃えるゴミ、それとも燃えないゴミ?
普段のゴミの日に大量にそのままのサイズで出しても大丈夫?
などなど、処分の仕方がよく分かりませんよね。
たくさんあったら捨てるのも面倒になって、ついつい先延ばしにしてしまうことも。
巷には不用品回収業者もあるので、連絡をして取りに来てもらうというのも一つの手ではありますが、捨てる度にお金がかかることになってしまいます。
お金をとられてまで…という方のために、たくさんの発泡スチロールを簡単に捨てる、とっておきの方法をお伝えします。
▼今回お伝えしたいポイント
- 発泡スチロールを捨てるとき、分別はどれに当たるの?
- ゴミ出しするときのコツは? etc…
発泡スチロールのゴミの分別って?
家具などを買ったときにたくさんついてくる発泡スチロール。
非常にありがたいのですが、責任をもって捨てないといけないのがやっかいなところ。
結構かさもあって場所をとるので、なかなかポイっと捨てられませんよね。
では、まず、発泡スチロールは何ゴミにあたるの?という質問にお答えします。
〇原則
発泡スチロール=プラスチックゴミ(資源ごみ)
と考えてください。
つまり、プラスチック容器・プラスチックゴミ(資源ごみ)の日に捨てることができます。
ちなみに、少し詳しく説明させてもらうと、発泡スチロールには大きく分けて3種類あります。
・EPS
野菜や魚介などを入れておく箱などによく使われます。一番ひろくつかわれていて、目にする機会が多いはず。
・PSP
スーパーでよく目にする食品用トレーなど。肉や魚、お惣菜についてくるものです。発泡スチロールトレーと呼ばれることも。食品用の用途がメイン。
・XPS
商業利用が多い。住宅やマンションの断熱材など、日常生活で目にすることは比較的少ないはず。
なお、資源回収をしていない地域もあります。その場合は、不燃ごみとして出せばOK。
発泡スチロールを楽に捨てるには?
それでは、いざゴミ出し!と行きたいのですが、一番やっかいなのがかさばる大量の発泡スチロールをいかにまとめてゴミ出しするかというところ。
まず抑えておきたいポイント、それは(当たり前のことですが)「小さく切る」こと。大きいままのサイズだと、粗大ゴミのような大きさになってしまうので、きちんと細かくしましょう。
でも、一つ一つ手でカットしていくのもなかなか面倒ですし、おまけに部屋も発泡スチロールの残骸で汚れてしまいますよね。汚れたらまた掃除もしないといけないですし、手間が増えるばかり。
そんな時に使える、部屋をできる限り汚さず捨てられる、とっておきのアイテムがあるんです。
それがこれ。
「発泡スチロールカッター」(100円程度で買えます。)
・発泡スチロールカッターとは…
単2乾電池1個で使用できる、熱で発泡スチロールを溶かしてカットする道具。ダイソーで売っている分は20mmまでの厚さの発泡スチロールがカット可能。まっすぐに張られたニクロム線に電流が流れて熱をもち、そのニクロム線を発泡スチロールにあてて簡単にカットできるすぐれもの。模型などの切り貼りの用途などで使用される。
ニクロム線もダイソーに売っていることが多いようなので、両方買って使えばOK。
このアイテムの一番うれしいのは、なんといっても「床を汚すことなく、簡単に発泡スチロールが切れる」ところ。
これで楽してさくさく、大きな発泡スチロールも簡単に小さくできてしまうんです。おまけにダイソーで変えてしまうこの手軽さもうれしいですね。ぜひ試してみてください。
発泡スチロールを家以外で処分する方法
ちなみに、先ほど言っていた方法で捨てるのも一つの手ですが、そもそも家で処分しない方法はないのか?というそれ以外の選択肢についても、書いておきます。
・選択肢その1:リサイクルボックスに入れる
さっき分類していた発泡スチロールのうち、二つめの食品トレーなどは、スーパーで回収しているところも増えているようです。一度、近くのスーパーなどでリサイクルボックスがないかどうか、探してみてください。
・選択肢その2:不用品回収業者に頼る
自分でやるのがどうしても手間だ!というあなたは、こちらも検討してみてください。改修前に分解したり、袋に詰めたりする手間が省けますよ。
まとめ
①発泡スチロールは何ゴミに分別されるの?
…資源ごみ(資源ごみがないところでは、不燃ごみ扱い)
②発泡スチロールを簡単にゴミ出しするには?
…ダイソーの発泡スチロールカッターがかなり安価で便利。
③家で処分しない方法ってあるの?
…スーパーのリサイクルボックスを活用するか、不用品回収業者に頼む
家に大量の発泡スチロールがたまっていて処分に困っていたというあなた。
早速この方法で楽してゴミ出ししてみてください。