暖かくなってくると、外で遊びたくなる男子・旦那は世の中になんと多いことか! そして、そういう人たちが必ず言うのが、「キャンプ行こう!」じゃないでしょうか。女子・嫁は、「OK! キャンプ大好き、行こう!」となる人は…意外と少ない。
キャンプは嫌いだった私ですが、今では年に数回はちゃんとキャンプします。(ほかの数回は、夕食が終わったら家に帰ってしまうことも。笑)キャンプにはマイナスイメージしかありませんでしたが、やってみると楽しいんですよ。こうなれたのは、なぜか執拗に誘ってくれた家族のおかげなのです。しかも、嫌いな理由をひとつずつつぶしていくステップ方式。
今思えば、「食わず嫌い」という言葉があるじゃないですか?私は、「キャンプ行かず嫌い」だったよう。うちの家族が、どうやってキャンプ嫌いの私をキャンプサイトまで連れ出したかご紹介します。
すべてのキャンプ嫌いの女子・嫁に当てはまるとは思いませんが、是非参考にしてみてください!
ステップ①「キャンプなんて行かないから」をまずは誘い出す
「キャンプなんて」の女子・嫁の言葉にはそれぞれの思いがありますが、間違いなく言えるのは、キャンプに対してマイナスなイメージしかない!身近な人にキャンプを楽しむ人がいなくてキャンプをしたことがない人、子供の頃のキャンプに嫌な思い出があってしばらく行っていない人、キャンプが嫌な理由しか出てこない人などなど、結構手ごわい?!
そんな女子・嫁を何とか誘い出したい男子・旦那は、いきなり「キャンプはいいもの!」と思わせるのは無理と覚悟をしましょう。「マイナスをまずはゼロまで持っていく。」と考えるのがベターです。「こんなキャンプならいいかも。できるかも。」と思わせるだけでも充分なわけです、だってそれなら次に繋がるでしょう?初めてのキャンプは、キャンプの雰囲気を味わうことに集中。
オススメは、「グランピング」。グラマラス+キャンピング=豪華なキャンプという言葉だけでも、女子・嫁は惹かれること間違いナシ! しかし、現実的にはステキなグランピングサイトは、自宅の近くにはないことも…。我が家もそうなんです。
そこでわが家族が考えたのが、レンタルキャンピングカー。キャンプの雰囲気を味わうための初キャンプなので、車の横にはもちろんタープを完備してくれました。
「虫も避けられるし、トイレもキレイだし、温泉が近くにあるし、狭いけどベッドだし、荷物の移動もしなくていいし、キャンプでも面倒じゃないからいいね。この感じのキャンプならいいな。」
ここで“なぜ私はキャンプ嫌いなのか”、理由がいくつか洗い出されたのでした。この理由を解決していけば、イメージがプラスになるってワケです。
ステップ②「面倒だし、汚い」への対策をひとつずつ立てる
毎回キャンピングカーをレンタルするのは、回数を重ねたいわが家族にとっては、無理難題。キャンピングカーのあと、キャンプサイトに隣接するロッジやバンガローを借りて、何度かグランピングもどきに挑戦しました。
準備は一緒にいく家族がほとんどしてくれたので、面倒なことは一切なく回数を重ねていくうちに、わかったことがあるんです。
「今のキャンプ用品もキャンプサイトも、こんなことになってるんだ!」まさにこれこそ、「キャンプ行かず嫌い」にはわからなかったことなんです。
虫…虫よけスプレーや蚊取り線香はもちろん、アウトドア用で置くタイプの噴射スプレーや大型メッシュスクリーン・タープの存在に驚き。虫よけトーチやろうそくは、雰囲気もいいしオススメです。
トイレ・お風呂…キャンプサイトでもクラブハウスが併設されて、そこには綺麗なトイレだけでなく、シャワー完備のところが、意外と多いのに気がついた。コインランドリーまである!温泉が近くにあるサイトを選ぶのもアリ。
ベッド…かなり快適なキャンプマット(下に敷くクッションみたいなもの)もあるし、わが家族では、コールマンのエアベッドを買いました。エアポンプを使って1分くらいでベッドができる!
でも、あとひとつ、気になる面倒なことが…
世の中のキャンプに女子・嫁を誘い出したい男子・旦那は、「キャンプ飯をうまく作って片づけてこそ、オトコ!」と心得るべし。笑
キャンプ行かず嫌いだった女子・嫁は、「ここまでやってくれるならいいかもー」と少しでも思えたら、男子・旦那の準備の良さやキャンプ知識を大げさに褒めたたえてましょう! キャンプ飯のセンスのよさなんかも褒めてみたりして。
まとめ
・まずはキャンプのマイナスイメージをゼロまで持っていく。
→「キャンプ行かず嫌い」をハードルの低いキャンプの雰囲気でおびき出す。グランピング。キャンピングカーやロッジ・バンガロー滞在で、自然と嫌いな理由を探ってみる。
・嫌いな理由がわかったら、最新のキャンプ用品や施設などで嫌いな理由を少しずつ減らしていく。
→たいていの場合は、虫やトイレ・お風呂の汚い問題、とにかく面倒などなど。キャンプ行かず嫌い女子・嫁は、最新のキャンプ事情を知らない場合が多いので、知るとキャンプのハードルがぐんと下がる可能性大。
でも、キャンプ飯は男子・旦那が作って片づけまでしてくれるともっとうれしい女子・嫁多数な件をお忘れなく!
キャンプは、家族で楽しく出かけたいですね。