寒くなってきてから足先がやたら痛い・・・
お風呂に入る時足が沁みる・・・
なんだか靴がキツくなってきた?
その症状、もしかしたら足のしもやけかもしれません!
寒い時期になると多くの人が経験するしもやけ、どうすれば防げるのか?
原因と対策法を紹介します(^^)
しもやけの症状って?
冬の代名詞とも言えるしもやけ、またの名を凍瘡(とうそう)といいます。
一口に「しもやけ」と言ってもその症状は個人によって様々。
・(特にしもやけを引き起こしやすい)足の小指が赤く腫れて痒みが生じる
・足全体が赤く腫れて歩行の際はもちろん、靴の脱ぎ履きでも痛みを感じる
・足の裏に湿疹・水泡やタダレができる
などなど、軽度から重度までさまざまな症状がしもやけにはあります。
足の痒みや痛みなんて・・・と軽く思いがちかもしれませんが、
症状が悪化すると歩くことや入浴など、
様々な日常生活シーンにおいて支障をきたしてしまいます。
足のしもやけの原因とは?
しもやけの原因はただ寒くなったから起こるというわけではありません。
正確には「乾いた冷たい空気に足を長時間晒していること」が原因です。
・・・ん?別にこんな寒空の中でサンダル履いていったりしていないぞ?
という疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
実は、「足全体を覆った靴を履いていればOK」というわけではないのです!
それは「足のムレ」と「寒暖差」に起因します。
例えば仕事中温かい室内で靴を履いていれば、当然靴の中はムレますよね。
そのムレたままの靴で寒い外に外出すると、靴の中でかいた汗が乾いた後、
急激な冷えによって足の血管が収縮し、血行不良を起こして「しもやけ」になります。
サンダルを履いているよりははるかにマシなのは確かですが、
このようにしもやけは寒い地域の人がなるものではなく、
誰にでも起こりうる皮膚トラブルと言えるでしょう。
また、家の中で裸足で過ごしていて常に足が冷たいという方も注意が必要です。
しもやけの対策・予防法は?
しもやけの対策法は大雑把にいうと
「血行を良くすること」です。
どうすれば血行を良くできるのか?
方法をまとめました^^
①ビタミンEを摂る
ビタミンEには「血行を良くする」作用があります。
サプリメントや食事などでも補えますが、
ドラッグストアにビタミンEが配合されている軟膏なども売っています。
②軽いマッサージマッサージをする
朝家を出る前、帰った後、玄関などで20~30秒ほど足を揉むだけでも
かなり足先の血行が改善されます。
気付いた時にまめに足をマッサージする習慣をつけると良いでしょう。
③靴下選びにもポイントが
足の指が開いている状態だと血行が悪くなりにくくなります。
常に指を広げやすい5本指タイプの靴下を履いてみましょう。
また、通気性と保温性の機能を備えた靴下だと足をムレと冷えから守ることもできます。
④足だけでなく下半身を温めるファッションを
出来れば締め付けタイプの下着ではなく、
腹巻タイプや毛糸製などのようなゆったりとして温かな下着をつけると、
体が温まり血行を阻害することなく過ごせます。
中には「靴下用カイロ」というものもあります、おススメです。
⑤植物油の摂取
前述でビタミンEを摂ることを勧めましたが、
以外にもサラダ油やマヨネーズなどの植物油にもビタミンEが多く含まれています。
お料理の際フライパンにたらしたり、隠し味に使ったりと使用方法は様々ですので、
ぜひ積極的にお食事に採り入れてみてください^^
ダイエット中で油を摂るのは気になる・・・という方は大豆やアーモンドを積極的に食べると良いですよ^^
また、緑黄色野菜はビタミンEの吸収率を上げるβカロテンやビタミンCが含まれていますので、こちらも一緒に摂っていきましょう。
⑥ゆっくり湯船に浸かろう
血行をよくする王道は、やはり入浴時です。
湯船に浸かり、足先までしっかり温めましょう。
高めの温度ではなく、40℃以下の少し緩めの温度で長くゆったり温まるのが理想的です。
その際に足を軽くマッサージすると、さらに温浴効果が上がります^^
まとめ
・しもやけは放っておくと日常生活に支障が出てくる
・しもやけは誰にでも起こりうる症状
・様々な血行を良くする方法でしもやけを予防しよう!
寒い季節はまだまだ続きます。
血行を良くして体をポカポカに温めて、
この厳しい寒さを乗り越えていきましょう(`・ω・´)キリッ!