菓子パンマニアが教えるクリームパンの人気とコンビニごとの違い

あなたはクリームパンは好きですか?

私は大好きです!

色んな種類の菓子パンがあり、コンビニでは毎週新作が発表されていますが、それと一緒についついクリームパンをカゴに入れちゃうんですよね…。

新作が美味しくなくても私にはクリームパンがある!という安心感が半端じゃないです。

今回はそんな私がクリームパンの種類やコンビニごとの違い、クリームパンは人気が無いのは本当かについてご紹介します。

1.コンビニの菓子パンについて(種類)

まずはコンビニの菓子パンについて見ていきましょう。

各コンビニ、時期によってばらつきはありますが常時50種類前後が発売されています。

店舗の大きさによって置いている量が大きく異なるので、ネットで見て食べたかったものが無ければ何店舗か回るとゲットできる可能性が高まりますよ。

またコンビニで売られている菓子パンの形態には2種類あります。

  • 製パンメーカーが出している菓子パン
    製パンメーカーが出しているパンで、パンによってはスーパーと同じものが売られている場合もあります。
    ロングセラーの物が多く、スーパーも入れるとお気に入りのパンは長くヘビロテできます。
  • コンビニ独自が出しているパン
    コンビニごとに企画され、製パンメーカーで作られたパンです。
    そのコンビニでしか買えず、独自色が強く変わったパンや季節感のあるものが多いです。
    入れ替わりが激しいので、お気に入りが急に廃盤になることも…。
  • 番外編:コンビニ店内で焼いたパン
    デイリーヤマザキの一部店舗では、なんと店内でパンを焼いています!
    クリームパンもあるので、是非お近くにある人は行ってみてくださいね。

2.クリームパンについて

そもそもクリームパンってどんなパンのことをいうのでしょうか?

今ではコーヒーやイチゴなど色々なフレーバーのクリームパンがありますが、本来クリームパンはカスタードクリームが入った菓子パンのことを言います。

「新宿中村屋」で有名な中村屋の創業者相馬愛蔵とその妻黒光(こっこう)が、シュークリームのおいしさに感動してそれをパンにしたのが始まりだそうです。

その時代乳製品を使ったクリームは栄養価の高い食べ物だったので、次第に全国に広まっていきました。

クリームパンが日本発祥だとは驚きですし、あんまりクリームパンの栄養価なんて考えたことが無かったので、広まった理由が意外過ぎます…。

ですがそのおかげか、現在では日本全国どんなパン屋さんにも当たり前にある、ベーシックなパンの一つになりましたね。

3.クリームパンは人気がないのか

クリームパンって人気が無いんでしょうか?

いえいえヤマザキパンの菓子パン人気投票で薄皮クリームパンが第5位に入っているので決して人気が無いわけではないんです!

ですが、もぐナビのおすすめランキングを見ていると10位以内には入れていません。

もぐナビ自体新作パンや期間限定のパンが上位に入りやすいですし、またクリームパンはチョコやイチゴ、チーズクリームなどフレーバーがたくさんあるので、票が割れやすくシンプルなクリームパンは人気上位に入りにくいのかもしれませんね。

4.コンビニのクリームパンの違い

それではコンビニクリームパンの違いについて見ていきましょう。

コンビニ大手三社のクリームパンはというと…

  • とろ~りカスタードのクリームパン(セブンイレブン)
    コンビニ最大手セブンイレブンのクリームパンはちょっと小ぶりな丸いタイプ。
    ふんわりとしてほんのり甘い生地に、中のクリームはやわらかめで卵感強めです。
    クリームとパン生地のバランスが良く、万人受けするクリームパンです。
  • クリームを味わうクリームパン(ファミリーマート)
    こちらは小判型のパンにスライスアーモンドがトッピングされているのが特徴です。
    セブンイレブンに比べてずっしりとしており、食べてみるとやわらかな生地の中にカスタードクリームがたっぷりと入っています。
    セブンイレブンはバランス型でしたがこちらは完全にカスタードクリーム特化型。
    ボリュームがあるので、塩昆布や韓国海苔などしょっぱいものを間に挟むと最後まで美味しく食べられそうですね。

  • ミニクリームパン(ローソン)
    こちらは先ほどの2つとは違って小さなクリームパンが5個入ったものです。
    実はローソンは少し前まで「Wクリーム角パン」というものを出していたのですが、2020年8月現在ローソンのホームページ上からは無くなっていますし、私も3店舗回りましたが見つけられませんでした…。
    気を取り直してミニクリームパンについて見ていきましょう!
    やわらかめで、薄皮クリームパンよりは分厚い生地にあっさりとしたカスタードクリームが入っています。
    先ほどの2つに比べて全体的にあっさり目なので、パクパク食べられちゃいそうですね。
    また、5個入りなので家族や友達とシェアしやすいのもポイント。

各コンビニ個性的なクリームパンでしたね!

私個人としては甘党なのでファミリマートのクリームパンが幸せすぎました。

まとめ

クリームパンの人気とコンビニごとの違いのまとめ

  1. コンビニの菓子パンは50種類前後が常時販売されており、また製パンメーカーの物とコンビニブランドのものがある。
  2. クリームパンはカスタードクリームの入ったパンのことを指し、「新宿中村屋」の創業者がシュークリームの美味しさに感銘を受けてパンにしたのが始まり。
  3. クリームパンは人気が無いというわけではないが、他にもフレーバーがあるため票が割れやすく、またクリームパン自体がスタンダートになっているのでランキングなどには入りにくい。
  4. セブンイレブンのクリームパンはバランス型の万人受けするタイプで、ファミリーマートはクリーム特化型の甘党さん向け、ローソンはあっさり型で小分けもできるのでみんなでシェアしやすい。

ということがおわかりいただけたかと思います。

個人的にはファミリーマートのクリームパンと韓国海苔の組み合わせがたまらなかったので是非試してほしいです。

また各コンビニのクリームパンは全然タイプが違ったので、気分やシチュエーションによって選んでみてくださいね。

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