「フリーランスになってみたいけど、資格って持っておいた方がいいかな」
「フリーランスで活動する上で必要な資格ってなんだろう?」
こうした疑問をお持ちでないでしょうか?
フリーランスの実態を知らない分、分からないこともたくさんあると思います。
今回はフリーランスになるための資格や手順、メリット・デメリットにも触れて、
フリーランスになるために知っておいた方がいいことについて紹介します。
フリーランスとして必要な資格
フリーランスになるために必須となる資格はありません。
理由は医者や弁護士のように、認定資格を得ないと仕事ができないわけではないからです。
また、フリーランスと一まとめにしても、たくさんの業種があります。
一例ではありますが、フリーランスでもどんな仕事があるのか、次のようにまとめました。
■フリーランスの仕事一覧
・ITエンジニア
・デザイナー
・音楽家
・カメラマン
・ライター
・ブロガー
・スポーツトレーナー
・経営コンサルタント
・YouTuber
資格は必須ではありませんが、未経験からフリーランスになる場合、まずは業界や業種の知識を身に付けるために資格を取ることが良いと思います!
例えば、ITエンジニアになりたいと決めたならば、まずはIT関連の基礎を学ぶために基本情報技術者試験の資格を取る!といったことははじめの一歩としていい選択だと思います。
資格コレクターになっても、フリーランスとして稼ぐことには直結しないので、自分が目指している職業に合わせて、必要に応じて資格を取得することはオススメします!
フリーランスになるためには?
開業届を税務署に出せば、立派なフリーランスになれるのですが、事業で売上を立てなければ生活できません。
いきなり独立してフリーランスになる!というのも自分を追い込むにはいいのですが、
稼げない状態でフリーランスになることは、精神的に辛いので仕事も続かなくなってしまう可能性があります。
そこで、比較的安全にフリーランスになるための手順をまとめました!
①会社員をやりながら、副業で月10万円稼ぐ
②副業で10万円を約1年継続し、生活資金を半年分貯める
③会社員を辞めてフリーランスとして1本化する
上述した3つの手順を踏むと、フリーランスで稼ぐ力が1年間ついているので、そう簡単には売上は落ちないこと、生活資金が半年分溜まっているので、万が一稼げなくなっても貯金で乗り切ることができることがメリットです。
もう1つポイントなのが、自分の生活上の固定費を下げられるところまで下げておくことが大事ですね。
生活費が月10万円で済む人と月20万円掛かる人では、最低限生活するために稼ぐための額に倍の差があります。
固定費の具体的な例としては…
・家賃
・食費
・通信費
・保険料
・水道光熱費
・定額サービス(Amazon Prime,Netflixなど)
・車の維持費
もっと安い賃貸に住めないか?
携帯電話を格安SIMに変えられないか?
不要な保険は解約できないか?
など固定費を見直すことで、より生活費を少ない額で賄えるので、生きていくために稼ぐ難易度が下がります。
フリーランスとして売上を拡大させていくことに集中させるためにも、今のうちから固定費を下げられるところまで下げておきましょう!
フリーランスのメリット、デメリット
フリーランスとして働く人をSNSで見ていると、自由でキラキラしたイメージをお持ちの方も多いと思います。
何事にもメリットがあれば、逆にデメリットもあるので、フリーランスにおけるメリット・デメリットを一覧としてまとめてみました!
■メリット
・働く場所や働く時間が自由になる
・稼ぐことができれば、売上が青天井に伸びる
・会社に頼らず個人で稼ぐ力が身につく
・仕事を選ぶことができる
・付き合う人間関係を選べる
・節税ができる
■デメリット
・仕事や収入が安定しない
・年金の受給額が減る
・国民健康保険は全て自己負担
・社会的信用度が低い
・雇用保険に入れないので、失業保険がもらえない
一覧を見てみると、「自由」「安定」というキーワードが特徴的だと思います。
仕事、働く時間、場所、人間関係が全部自分で決められる自由がある一方で、
収入や社会保障といった安定が望めません。
フリーランスになる前に、一度会社員で毎月給料をもらえることや年金や健康保険など会社が一部負担してくれる社会保障を捨ててまで、自由にやりたいことがあるか?というのを自分に問いかけてみるといいですね。
何となくフリーランスはキラキラしてカッコいいといったイメージだけで、フリーランスになってしまうと、現実の厳しさに落ち込んでしまうこともあります…
一度きりの人生、自分の思い通りに生きた方が後悔しないと思うので、
自分と真剣に向き合ってみる時間を作るといいですね!
まとめ
フリーランスに必要な資格、フリーランスになるための手順やメリット・デメリットについて紹介してきました。
簡単にまとめると…
・フリーランスになるために必須となる資格はない
・自分のやりたい仕事に合わせて、必要に応じて資格を取ることはオススメ
・フリーランスとして独立する前に、副業で稼ぐ力と生活資金を貯める力を養う
・フリーランスは自由度が高い分、収入や社会保障の安定がない
フリーランスで稼ぎ続けることは大変なこともたくさんありますが、自分の努力がダイレクトに収入に直結するので、やりがいはたくさんあると思います。
人生は一度きりなので、ご自身の状況でチャレンジすることにデメリットが少ないようであれば、まずは副業からスタートして理想の人生を切り開いて欲しいなと思います!