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魚の目のベストな取り方は?爪切りでザクザクやるのはNGな理由

魚の目になった事のある方なら、あの痛みと苦痛がどんなにうっとおしい物かおわかりですよね?!

今すぐ何とかしたい!と、爪切りでザクザク切ってやる!と言うのも解らなくはありません。解らなくないというより、とても良く解ります!

が、しかし、爪切りがほんの気休めで、またすぐ痛くなるのも知っています。

というわけで今回は、安全に完璧に魚の目が取れる方法があるのでご紹介します。

魚の目の芯、小さいが深い?!爪切りでは無理

生まれて初めて魚の目になったのは20代の頃。

最初は靴に小さな石でも入ったのかな?と言う様なチクチクした痛さで「何か痛いな」と言う程度ですが、靴の中に何も入ってないし痛みの位置が変わらないので『石ころ』ではないな、と気付きます。

それがだんだん大きくなってくると痛みもひどくなりますよね?!

もう「気になる」なんてもんじゃない、もう靴を履きたくない。今すぐ脱ぎたい!と言うような痛みですよね?!

何とかしようと、私も爪切りを使った事があります。

厚く硬くなった部分を切り取ると、少し痛みが和らいで魚の目がなくなったように見えますが…

2・3日するとまた痛くなりませんか?そしてまた爪切で切る、の繰り返し。

なぜでしょう?それは肝心な魚の目の芯が取れていないのです。周りの『身』だけ切って、肝心な芯は取れていないからまた皮が厚くなります。魚の目の芯は、とても小さいけれど『深い』んです。

なかなか自分で取り除くのは難しいでしょう…

爪切りの他にも色々試したが…

魚の目に、薬の付いたテープを貼って取り除くと言うのがありますよね?

私も何度もやった事があります。

あれは、取れるのまで何日もかかるし、周りの健康な皮膚も溶かしているので痛みを感じる時がありました。

かなり辛抱強くテープを貼って、一度、直径1.3cm、深さ2.5mm位の魚の目がボコッ!!と取れた事があります。

足の裏の親指の付け根辺りの2.5mmとは、かなりの深さですよ?

怖かったけど「やったー♪」と言う気分でした。

でも、何だかイマイチ、これでもう魚の目は怖くない!と言う気持ちにはなれませんでした。取れるまでの辛抱が大変なのです。

ボコッとなるまでに諦めてしまうと言うか、芯まで撮れなくても痛みがマシになればいいか…と言う感じでした。

メディカルフットケアに出会えて本当によかった

今までの苦労は何だったんだ!?(泣)と思わせる出来事が起こったのは、30代前半。

立ち仕事で、いつも決まった黒いパンプスを履かなければならなかった私は、それまでの約10年間、常に足のどこかに魚の目ができていて、痛いのをごまかすのに何足の靴を履き替え、買い替え、色んな薬や魚の目パッド、そして靴の中敷きを買った事でしょう…。

そんな私を見ていて、姉が「ここに行ってみたら?」と教えてくれたのが、今私が職業としている『メディカルフットケア』です!

それまでにも色んなサロンで角質を取ってもらったり、魚の目の相談もしたけれど解決しなかったので「今回も無理だろうな。少しでも痛みが和らげばいいか。」と思いながら行ってみると…。

行きと帰りではもう、自分の足ではないみたいな軽さで、長年付き合ってきたあの、痛いのはどこに行ったんだい?と言う感じでした。

大袈裟と思われるかも知れませんが本当です。(私の場合ですが)

メディカルフットケアでは何をしてくれるの?

いつものように痛い個所の説明をすると「ああ、はいあい。」と言う静かな返事だったので、ここもダメか…と思いながらフットケア開始。

  1. フットバスで足の角質・爪をやわらかく、そして清潔にする。
  2. 歯医者さんのようなリクライニング機能付きのチェアーに横たわる。
  3. 足全体の角質を削る→魚の目・タコがあれば専用機器でそれも取り除く。
  4. ファイル(やすり)と機械で表面をより滑らかに。
  5. 爪の長さ・厚み・形を整える。
  6. 膝下リフレクソロジーで仕上げ。(お店によっては足首から先)

と、大体こんな感じのフットケアでした。痛みは全くありませんでした。

自分の足は見えないので、何をされているか全然分からなかったけど、何年も消える事の無かった痛い所をギュウーっと押されて「痛いですか?」と聞かれた時はビックリしました。

痛くなくなってたから。

魚の目は正しい取り方を・・

感動した私は、次の日から気分爽快で仕事ができたし、また痛くなっても治してくれる所がある!と言うのが解ったので安心できました。

仕事仲間で同じように足が痛いと言う人に早速教えてあげたけど「そんなお金勿体ない。我慢する」と言われました。

何年か経って、自分もフットケア師になりたいと学校に行き、自宅で開業した時、友人のお姉さんが「足の横に長年魚の目があり、今度手術する」と言うので、絶対反対しました。

同じような手術をして失敗と言うか、これと言って改善されなかったと言う人を何人も知ってるし、そんなことしなくても治る方法があるんだから…

最初は半信半疑なお姉さんでした。本当に治るの?もう外科でオペの予約もしてるんだけど。と言ってました。

私は、私のフットケアで治らなければお金は要らないと言い、試されたところ、かなりビックリしながら「手術しなくてよかった!」と言ってもらい、良かったと思っています。

魚の目の取り方まとめ

日本でも今は靴を履くのは当たり前だけど、ヨーロッパから見ればまだまだ歴史は浅くて、足に対しての意識も低いそうです。

ドイツには、美容院と同じ位、足をケアするお店があると、私の先生が言っていましたが…

全国の、足が痛い皆さんに教えてあげたい~!

もう自分で爪切りで魚の目を切らなくていいように…

まだまだ数は少なくても、あるはずです。メディカルフットケアのお店・サロン・ショップが…。

カテゴリ: 健康