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真実は?うなぎと梅干は相性が悪いという話を真剣に考えてみた

食べ物の組み合わせで良くない物を「食べ合わせが悪い」と言いますよね?

「食べ合わせが悪いからやめなさい」なんて祖母や親に言われたものがいくつかありますが、うなぎと梅干もそのひとつ。

知らずに食べてしまったらどうなるのか?何が悪いのか?気になりますね。

本当のところ、どうなのでしょう?

小さい頃から我が家ではうなぎと梅干はNGでしたが…

『うなぎ』とは高価な食べ物で…お家の食卓にもしょっちゅう出て来るものじゃないし、外食でも『うなぎ』は御馳走というか、特別な感じのする食べ物ですよね?!

「今日はうなぎにしよう」なんて言われたらテンション上がります!

うなぎと食べる物と言えば、赤だしかお吸物(普通にお味噌汁でもいいけど)と、お口直しにお漬物、が定番ですよね?

お家で食べていて「漬物がない」なんて事があり、何か無いか?→梅干しならあるよ→ダメじゃん!うなぎと梅干は食べ合わせが悪いよ!→食べ合わせって何?→うなぎと梅干は相性が悪くてお腹が痛くなるの。

と教えてもらった小学生の頃からずっと信じていて食べなかったのですが…。

気にせず食べる友達も居ます。

普通にうなぎと梅干を食べる人もいる!大丈夫?

もちろん「梅干し一緒に食べたらお腹痛くなるよ」と教えてあげましたが「今までにお腹痛くなったことない」と言う友人。

もともと私は梅干しが苦手で、友人は梅干し好きだからかなあ?と一瞬思いましたがそう言う問題じゃない。

昔から『うなぎと梅干』は相性悪いと決まってる!この友人は特別胃腸が丈夫なんだ、普通はみんなお腹痛くなるんだ、と思い込んでいましたがある日、外でうな重を食べた時、塩混布と小さい梅干しが添えられて来ました。

梅干しに目が釘付けになった私。

「ちゃんとしたお店なのに、うなぎと梅干しを一緒に食べさせるなんて!なんで?!」と思いながら当然梅干しを食べないでいたら、その時一緒だった人も「うなぎと梅干は相性悪いって迷信だよ。」と言うのです。

「食べ過ぎ」を心配する気持ちからの言葉が迷信に?!

そうだったんですね~堂々と梅干しを出したお店は正解でした。

こってりと脂ののったうなぎに梅干しを添えるのは、梅干しのクエン酸で消化を助けて胃もたれを防ぐ効果があり、口の中をさっぱりさせる効果もありで、むしろ相性がいい!のです。

うなぎと梅干を一緒に食べると、さっぱりしてボリューミーなうなぎをつい食べ過ぎて胃に負担がかからないようにと言うのと、あまり贅沢しないようにと言う意味で『うなぎと梅干は相性が悪いから食べない方が良い』と昔の人が言ったのがはじまりの様。

『秋茄子は嫁に食わすな』に似ていますね。

これは、秋茄子は美味しいので食べ過ぎると言う意味と、茄子は体を冷やすので身籠っていたり、これから子供を産む嫁の身体によくない、と言う意味とがあったようですよ。

うなぎと相性のいい食べ物は?

せっかく食べるなら、相性の良い食材といただきたいところ。

卵とうなぎは相性抜群。私も『うまき』は大好きで、味の濃いうなぎを卵が包みこみ、タレと絡んでまろやかな味わいに!

子供の頃はごはんが進む。大人になってからは熱燗にうまき、なんて最高です。

うなぎのコースに出てきたり、お家では単品で出てくる『うざく』きゅうりと短冊に切ったうなぎの酢の物ですが、きゅうりのシャキシャキ感とちょっと甘めのお酢(三杯酢)とうなぎ、合います!

うなぎとわさびも間違いない組み合わせ。

握りずしのうなぎもわさびを効かせると美味しいし、白焼きのうなぎをわさびと塩で食べるのもオツですよ♪

定番ですが、いつ食べても何回食べても美味しい!

パックうなぎの美味しい温め方。ポイントは『緑茶』を使う?

まとめ

結論から言いますと「うなぎと梅干は相性が悪い」は迷信でありました。

むしろ脂っこいうなぎと、口をさぱりさせる梅干は相性がいいのですね~

これからは、お家でも、うなぎを食べる時には梅干しを添えて大丈夫。ただ食べ過ぎに注意です。

食べ物に限らず、他にも知らずに信じている迷信ってあるんだろうな…

カテゴリ: 食関連