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付かなくなった吸盤を復活させる魔法とは?4つの原因とその対策

最近、タオルを使うたびにタオルハンガーが落ちてきます…。これって、すごくイライラしませんか?

まだ買い替えてそんなに経っていないタオルハンガーなのに、吸盤がダメなのかしら…。

そう思っていたら、同じ壁についてる古い他の吸盤までもが落ちてきてしまいました…。

なんだかどうしたんだ?新しいのはつかないし、古いのが落ちてくるし…なんだろう。

まぁ、急に吸盤がつかなくなることは、意外にあります。新しい吸盤が上手くつかないことも少なくはないですよね。

いつまた、ほかの吸盤がつかなくなるかわからない…。本当に突然、古いのも新しいのもつかなくなる日がやってくるから…。

今後のためにも、つかなくなった吸盤を復活させる方法をまとめます!

吸盤が突然つかなくなった理由は?

理由がわからないと、吸盤を復活させるのは難しくなってしまいます。つかなくなった理由が、いくつかあります。この中から、どれが一番理由として可能性が高いか考えてみてください。

  1. 温度など外的要因で、吸盤が変形した
  2. 吸盤に見えないくらい小さい傷やひびがある
  3. 壁など、吸盤をつけようとしている面が平らでない、汚れている
  4. 吸盤の吸着性能の重さを超えた

理由の1も2も、古いものでも新しいものでも起こりうることです。3は、使っている吸盤に多い理由でしょう。

吸盤を復活させるには、「吸盤はきゅーっと押して、中が真空になって壁などについている」ことを頭にいれておきましょう。

だから、吸着力はアップさせるには、押したときにより真空状態になるようにすればいいのです。

吸盤を復活させる方法

【理由1の場合】

お湯を使って、簡単に復活させる方法があります。

お湯は、80℃ほどがベストです。お湯を適当な器にいれて、その中に吸盤を5~6分放置するだけです。十分な時間が経ったら、吸盤をお湯から出しましょう。吸盤がもともとの形に戻っているはずです。

お湯を用意するのが面倒なら、電子レンジでもOKです。

耐熱の容器に、蛇口からのお湯と吸盤を入れて、30秒~1分ほど電子レンジで加熱します。入れたのお湯の温度が43℃くらいを想定しています。加熱しすぎは禁物なので、心配であれば30秒ずつ様子を見ながら加熱しましょう。

【理由2の場合】

理由2には、ハンドクリームがおすすめです。油分を含むクリームで吸盤が復活するなんて、イメージできないかも知れません。でも、古い吸盤には効果的になので、是非試してみてください。

ポイントは、吸盤の内側に薄~くハンドクリームを塗ることです。それだけ。

ハンドクリームには乳化剤が入っていて、それが吸盤の細かな傷などに入り込んで塞いでくれます。すると、空気が吸盤の中に入ってくるのを防いでくれて、真空状態を取り戻せるというわけです。

でも、薄く薄~く塗らないと、余分な油分とかけたものの重みでずり落ちてきてしまうこともあるの、注意してください。

【理由3の場合】

まずは、吸盤をつける面をキレイに拭いてみましょう。汚れは、吸盤と接着面に隙間を作って、真空状態を十分に作れないのかも知れません。

それでもダメな場合には、壁などのつけたい面に、傷などで凸凹がある可能性があります。平らなでツルツルしているタイルでも、実は凸凹していることがあります。

そんな時には、透明の荷造り用など太めのセロハンテープを、吸盤をつけたいところに貼ってみましょう。接着面を平らにしてあげるのです。そのテープの上に吸盤をつければ、しっかりつくはずです。

テープがない時には、同じ原理で吸盤の吸引力を高くする、市販の“補強板”を使うのがおすすめです。ホームセンターなら、2枚セットで198円程度、100円ショップでも売っています。透明の小さな丸いシールになっているので、吸盤の大きさに合わせたものを選びましょう。

補強版は、結構強力に働いてくれるものも売っています。でも、お値段もそれなりなんですよね。吸盤が古い場合には、補強版に払うお値段と新しいものを買うお値段を比較して考えた方がいいかも知れません。

補強版で古い吸盤を復活させても、結局激しい劣化でまたすぐに吸引力がなくなってしまうことも考えられます。

【理由4の場合】

新しい吸盤の製品を買う時には、用途を考えてどれくらいのものをかけるか考えておきましょう。

使っているうちに配置を変えて重量をオーバーしてしまうことは、ここにはこれ!とものと場所を決めて使えば大丈夫です。

ものを置く場所を決めてしまうのは、整理整頓術のひとつでもあります。

まとめ

何度も落ちてくる吸盤にイライラして、すぐに捨ててしまっていませんか?

ちょっと待って!復活させるか試してみてください。

まとめると…

  • 吸盤がつかない原因は、吸盤の変形、吸盤の傷やひび、接着面の汚れや凸凹、重量オーバーなど。
  • 復活の方法は、お湯に入れる、内側にハンドクリームを薄く塗る、接着面を拭く、テープを貼る、補強版を使う、いつも同じものをかける。

吸盤もいつかは劣化で復活できない日もやってきます。復活方法を試してもできなければ、思い切って捨てる決断も必要ですよ。

カテゴリ: 暮らしの小技