最近、健康にこだわりたくなった年頃の女子会メンバー。
今の流行から言えば、そういう人が狙うのは、スーパーフードなのでしょう。
しかし、私たちの間では、以前から美容健康にいい『豆乳』を毎日飲むこだわりを持っている人のほうが多いです。
すると、Aちゃんが「私、豆乳の飲み過ぎで調子悪くなっちゃったの、逆に…」というのです。
毎日豆乳を飲むと、調子悪くなるの?他の人はなっていないけど…。
豆乳って、カラダにいいのに、Aちゃんに何があったのでしょう?
美容健康にいい豆乳
尽きることのない女性の悩みに答えくれるのが、豆乳ですよね。豆乳には、こんな効果が期待できます。
- 美肌効果
- 便秘解消
- バストアップ
- 生理痛の緩和
- 更年期障害対策
どれも嬉しい効果です。これらは、豆乳に含まれるビタミンB、E、サポニン、大豆イソフラボン、オリゴ糖などに由来しています。
しかし、この中にAちゃんの不調を引き起こした原因があったんです。
豆乳に含まれるイソフラボンが不調の原因!?
豆乳の中に多く含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの中のエストロゲンに近い働きをする成分です。豆乳をたくさん飲むということは、女性ホルモンが増える状態に近くなってしまいます。
そうすると、ホルモンバランスが乱れてしまう危険があるのです。
Aちゃんは、生理不順があって、何度かの病院通いをしたそう。初めは何が悪いのかわからなかったようですが、豆乳の飲み過ぎが原因ではないかとの話になったのです。
女性ホルモンのバランスの乱れは、乳がんや子宮がんのリスクも高めてしまうのだそうです。
1日に摂取する豆乳の適量は?
でも、カラダにいい豆乳は、適量を守って飲めばいい話です。
1日に摂取すべき大豆イソフラボンの量は、70~75gです。そこから考えると、1日に摂取する豆乳の適量は200~400mlということになります。
400mlって、結構な量だと思うのですが…Aちゃんは一体どれだけ飲んでいたんでしょう…。
豆乳を毎日飲み過ぎるとこんな危険も
適量であれば美容健康の強い味方の豆乳ですが、摂取しすぎによる不調は、ホルモンバランスの乱れ以外にもあります。
■カロリーオーバー
豆乳は、1Lで470kcalほどになります。冷たい飲み物が欲しくなってしまう夏場には、水分の大半を豆乳に頼ってしまうと、カロリーも結構取ってしまうことになります。
■アレルギーになることも
アレルゲンになりやすい食品を毎日大量に摂取すると、ある日突然その食品に対してアレルギーを起こしてしまうことがあります。カラダにいいから飲んでいた豆乳で、大豆アレルギーを起こしてはもったいないですよね。
豆乳の毎日飲むなら必読!工夫したドリンクレシピ
豆乳の飲み過ぎで不調を感じたAちゃんですが、お茶や水が好きではないのです、だから、飲み物の豆乳は、彼女には大切。
そこで適量を守るために、Aちゃんは豆乳を割って、かさましして飲む方法を取り入れているのだとか。
Aちゃんが教えてくれたレシピが、さらに美容と健康によさそうだし美味しそうなので、みなさんにもご紹介します。
■豆乳+甘酒
1:1の割合がちょうどいいようです。甘酒は、飲む美容液とも言われて、最近話題のヘルシードリンクです。そんな甘酒と豆乳の最強コラボです。甘酒の選び方で、結構味が濃い目のしっかりドリンクになるので、朝食の時の飲み物にもおすすめです。
■プレーンヨーグルト+豆乳+牛乳
これは、Aちゃんに教えてもらってから、私も飲んでいます。1:2:2くらいの割合が私好みですが、お好みで豆乳の摂取量に気をつけつつ調整してみてください。一緒にオレンジマーマレードを入れていますが、他のジャムやソースを入れても美味しいと思います。
■フレッシュフルーツ+豆乳+水+氷+ハチミツ
ミキサーで攪拌するのが面倒でないなら、お好みのフレッシュフルーツと合わせるのもおすすめです。最近のAちゃんのお気に入りは、キウイ1個に豆乳と水を50cc、氷適量、はちみつ大さじ1くらいだそうです。
まとめ
豆乳は美容健康にいいものですが、飲み過ぎると逆効果の体調不良になることもあるので気をつけましょう。
まとめると…
- 豆乳の飲み過ぎ=大豆イソフラボンの摂取し過ぎで不調になることも…
- 大豆イソフラボンは女性ホルモンに似ている
- 豆乳の飲み過ぎで、女性ホルモンのバランスが乱れることがある
- カロリーオーバーやアレルギーになることもある
- 1日に摂取する豆乳の適量は200~400ml
- 適量を守るには、なにかで割って豆乳をのむのもおすすめ!
豆乳にあうレシピを考えるのは、適量を守るだけでなく、楽しく健康美容を考えられそうでいいですよね。