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妊婦の夜更かしはやっぱりNG?胎児に与えるの4つの間接的影響

妊娠中は生活リズムをしっかり整えることが大事…なんてよく言われます。

とはいえ、仕事や家事、育児など忙しい毎日の中で早寝早起きを徹底するのは難しいのが現実。

私もちょうど妊娠後期に入ったのですが、上に2歳の娘がいるのでなかなか思うように動けません。

自分の仕事をする時間はどうしても後回しになってしまい、子供を寝かしつけて、仕事から帰った夫の食事や片付けを済ませた深夜から始まることが多いです。

こんな生活は良くないことは重々承知ですが、実際胎児への影響ってあるんでしょうか…

夜更かしが与える胎児への直接的影響

結果からいうと、妊婦(お母さん)の夜更かしが与える胎児への直接的な影響はないようです。

胎動を感じるようになるとわかりますが、胎児はお母さんが起きていても寝ていても、自分のペースで睡眠をとります。

私自身、自分が寝ている時でも強い胎動を感じることもありますし、私が起きている時に常に赤ちゃんが動いている訳でもありません。

病院の検査で赤ちゃんが熟睡していて、無理矢理お腹を揺すって起こすなんてこともありました。(笑)

当たり前ですが、お腹にいる段階で別の人間なんですね。

ですから、お母さんが夜更かししようが徹夜しようが、赤ちゃんが眠れなくて大変!!!って話ではないのです。

妊婦の夜更かしは間接的な影響が多い?

最初に「直接的な影響はない」と表現しましたが、間接的な影響はありますよ。

その「間接的な影響」というのは、お母さんが睡眠不足になることで起きる体への負担です。

睡眠不足が体に与える影響はいろいろあります。

免疫の低下

寝不足が続くと免疫力が低下します。

これ自体は結構有名な話ですが、妊婦さんが免疫を落とすのは危険なんですよ!

妊婦さんは元々免疫力が弱っているのはご存じですか?

お母さんの免疫が強いままだと、お母さんの体は赤ちゃんを排除すべき存在とみなしてしまいます。

胎児の染色体や遺伝子の半分はお父さんのものですから、お母さんの体に入っていても異物と捉えてしまうようです。そうなると流産などに繋がってしまいます。

ですから、妊娠した段階でお母さんの体は免疫を落とすのです。

免疫力がただでさえ低くなっている妊婦さん。

睡眠不足から更に免疫を下げることはとても危険です!!

妊婦さんは薬を飲むことが出来ない(漢方など飲める薬もありますが限定されます)為、健康管理には人一倍気を付けなければいけません。

充分な睡眠は免疫を維持するのに大切ということですね。

頭痛、腰痛、肩こり、吐き気、目眩

睡眠不足は体に痛みや吐き気を感じさせることもあります。

これは、体自体が休めていない証拠です。

寝る際は皆さん横になると思いますが、この横になる行為は重たい頭や腕を支える筋肉を休ませることになるのでとっても大事なんです。

妊娠中は体の変化も大きいので、そもそも負担がかかっています。

体の痛みを感じている妊婦さんは多いのではないでしょうか。

私はヘルニア持ちなので睡眠不足が続くと、更に腰痛が悪化してしまいます。

こうなると寝付きが悪くなったり、歩けなかったり、娘を抱っこしてあげられなかったりと、とても不便です。

体的にも、精神的にもキツくなってしまいます。

こういったストレスが胎児には良くないといわれています。

睡眠時間が充分に取れなくても、横になって体を休ませることを心がけてみてはいかがでしょう。

ちなみに、お腹が出てきた際の楽な姿勢は…

体の左側を下にして横になって左足は真っ直ぐ伸ばし、右足は足の付け根と膝を曲げる『シムズ体位』がオススメです。

うつ伏せが苦しくなる妊娠後期は、枕やクッションを敷いて寝ると楽チンですよ!

慢性的な便秘、太りやすくなる、肌トラブル

女性が1番気になる美容の面でも睡眠の影響は出ます。

ニキビ、シミ等の肌トラブルは特にメンタルやられますよね…。

妊娠、出産の際はホルモンバランスが崩れやすくなっています。

私はもともと肌が強く、ニキビやシミの悩みはゼロだったのですが、一人目を妊娠した際にシミがブワッと増えてしまいました。

こういった肌トラブルも直接胎児に影響はありませんが、お母さんの気持ちが下がってしまうことはお腹の赤ちゃんにも伝わります。何事もお母さんの抱えるストレスは胎児には良くないのです。

また、便秘や太りやすくなるといった影響も妊娠中は避けたいですよね。

妊娠中の体重増加は難産に繋がります。

私は一人目を出産するまでに20キロ増えてしまい、案の定難産でした。(笑)

皆さんは気を付けてください!

自律神経の乱れ

睡眠不足が続くと、脳は警戒心が強くなり神経をピリピリさせます。

些細なことにイライラしたり、ストレスをため込むようになるのです。

ストレスを感じてしまうと体内で血液が収縮され、血を最も重要な臓器へ送ろうとするようになります。

最も重要な臓器というのは脳や心臓ですね。

その間、他の臓器への血流量は下がってしまうんです。

その他の臓器には子宮も含まれるので、赤ちゃんへの栄養配給も充分ではなくなってしまいます。

つまり、ストレスを感じると赤ちゃんにうまく栄養がいかなくなってしまうということです。

体の疲れも、肌トラブルも、このストレスを溜める原因になりますから、やはり睡眠はしっかりとってストレスを回避したいですね!

まとめ

妊婦さんが夜更かしすることで胎児に与える影響は直接的にはない。

しかし間接的には、

  • 免疫力の低下
  • 体の疲れ、肌トラブル、自律神経の乱れからくるストレス

によって胎児に栄養がいかないといった影響があります。

お腹の赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです。

毎日早寝早起きをしようとするのは難しくても、体を休ませる等、自分の出来る範囲でストレスを溜めないように心がけましょう!

カテゴリ: 妊娠