先日、久しぶりに父の外出中に実家のお掃除をしました。すると、棚に見慣れない箱があったので開けてみると、20個ほどのライターがあったのです。
いくつかライターが欲しかったので、試しに火をつけてみると…つかない。次、またつかない。次は、カチッともいわない…。そう、それはつかなくなった使い捨てライターの箱だったのです。
「使い捨てなのに、なんで捨てないんだよー!」と思ったのですが、わたしのいつもの捨て方が正しいのか?いつものガス抜きの方法だと、この数だし時間がかかるかも?
さて、どうしましょうか…。今回はライター捨て方をまとめます。
まずは正しい使い捨てライターの捨て方を確認
普通は、使い切ったところで捨てる使い捨てライターですが、使い切る前にライターが壊れてしまうこと多発。
そんな使い途中で逝ってしまった使い捨てライター、正しい捨て方は「まずは自治体、清掃局のホームページで確認、または問い合わせてみる!」ことをおすすめします。
使い捨てライターとわかるように指定のごみの日に出すと、回収してくれるところが意外と多いですよ。
使い捨てライターのガス抜きの方法
しかし、自治体や地域によっては、ガスを抜いて指定日にゴミとして出すことを明記しているところもあります。
では、使い捨てライターのガス抜きはどうやってやるのがいいのでしょうか? お手軽な順にまとめます。
ちなみに、ライターのガスは中に入っている液体が空気に触れるとガスになる仕組みです。「液体はどうするの?」と思った方、それをガス化して抜き出すことなので、ガスを抜く=液体を抜くと思ってくださいね。
テープを利用
私がいつもするガス抜きの方法がこれです。テープではなく、輪ゴムを使う方法もありますが、上手くはめるのが私には難しいので、もっぱらテープ派です。
【用意するもの】
・セロテープ
【方法】
- ガスを出すボタンを押した状態を、セロテープで固定します。
- 戻らないようにガチガチに固定すると、小さな「シュー」音が確認できます。
- 火の気のない室外にしばらく放置します。約1時間もしたら、ガスが抜けているはずです。
- ある程度の時間が経ったら、最後に本当に火がつかないか試してみましょう。火がつくようなら、まだ完全にガスが抜けていないので、もう一度テープでしっかり固定して同じことを繰り返します。
ガスを出すので、もちろん火気厳禁です。しかも、いつも使っている時には気になりませんが、ガスを一度に抜くと結構ニオイもします。ガスが出るのを確認したら、室外において置きましょう。
できれば、セロテープをもって外に出てやったほうが安全ですよ。
爪楊枝を利用
これもお手軽な方法です。
【用意するもの】
・爪楊枝
・ペンチ
【方法】
- ライターの火がつくところの金属のカバーをペンチで外します。うまくやれば、手でも外れるので、ペンチは不要のことも。
- 点火部分がむき出しになったライターのガスを出すボタンを押すと、火がつく芯とボタンの付け根に隙間ができるはずです。
- そこに爪楊枝を差し込んで、ボタンが押下された状態を保ちます。ガスの出る「シュー」音、確認するべし。
- セロテープの時と同じように、室外に1時間くらい放置しておきましょう。
- 先ほどの方法と同様、再度火をつけて、つかないことをチェックしましょう。
ペンチを利用
なんとなく女性ではハードルが高いペンチでのライターのガス抜き方法ですが、意外と簡単ですよ。すぐにガス抜きが完了するし、物理的に壊れてしまった使い捨てライターの処分にも便利です。
【用意するもの】
・ペンチ
【方法】
- できれば室外で作業しましょう。どうしても無理な時には、周りに火気がないことを確認します。
- ペンチか手で金属のカバーを外します。
- プラスチックの台座にライターの芯がはめてあるので、その台座部分をペンチか手で緩めます。
- 完全にライターの芯が外れたら、ガス抜き完了です。
その方法も「ガスを抜く」ので、周囲の火にはくれぐれもご注意を!!
使い捨てライター回収ボックスなるものも存在
掃除の途中にライターの捨て方を調べていたら、父が帰宅しました。「あ、そのライター、いっぱいあるから“ライター回収ボックス”に持っていくのに出しておいたんだよ。」と…。
え?回収ボックスってなに? と思ったら、今はライターをそのまま捨てられる“ライター回収ボックス”なるものが設置されているそうです。知らなかった…。
まとめ
使い捨てなのに、何らかの理由で使い切れなかったライターの捨て方、いろいろ紹介しました。
まとめると…
- 使い捨てライターをそのまま捨てても回収してくれる自治体や地域があるので、必ず確認を!
- ガス抜きしなければいけない時の方法→「セロテープを使う」「爪楊枝を使う」「パンチを使う」方法がある
- 最近では、ライターをそのまま捨てられる“ライター回収ボックス”なるものもある
もっと早く“ライター回収ボックス”の存在を知りたかった…。