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切符の払い戻し方法は?手続き場所、必要な物、手数料【完全ガイド】

楽しみにしていた旅行や、お出かけが中止に!そんな時は何から始めますか?

ついつい残念で何もする気が起きませんか、まずはキャンセルの手続きをしなくては!

ホテルなどはネットやTEL1本でOKですがJRの切符はどうすればいいの?

今回はJRの切符の払い戻しについて紹介します。

切符の払い戻しの方法は?

普通電車の場合、当日中なら窓口で返金が可能なので、今回は新幹線や特急で紹介します。

なお、代金をクレジットカードで支払った場合も方法は同じですが、代金は口座に払い戻されるので現金では戻りません。

どこで手続きするの?

基本はJRの駅の窓口にある「みどりの窓口」で行います。

切符を購入した駅に限らず全国の「みどりの窓口」での手続きが可能なのは嬉しいですね。

(※団体で購入したものや1部の切符は購入した窓口だけに限られる場合もあります)

そして、他の駅から乗る場合の特急切符も、どこの窓口でも購入する事が可能です。

乗り換えの時間などを考えると助かります。

何を持って行くの?

現金で購入した切符の場合は、切符だけで大丈夫です。

カードで支払った場合は切符と支払いに使用したカードを持って行きます。

カードで支払ったか切符は「C制」と書かれているので確認して下さいね。

私は初めて払い戻しをお願いしに行った時、身分証明書と印鑑を持参して笑われた事があります。

お金はかかるの?

手数料が必要です。

金額は電車の切符の種類により変わりますが、基本的には1セットに220円が掛かります。

切符の金額から手数料を差し引いた金額が戻って来ます。

これは小人金額の切符でも同じ額で、小人だから半額という事はありません。

払い戻せる条件の切符は?

簡単に言うと2種類だけです。

乗車券、定期券や回数券でも変わりありません。

未使用で有効期限内

「未使用である」という条件は何かが1つでも欠けていると難しくなります。

グリーン車の座席指定の特急でいうと、グリーン券・座席指定券・特急券のどれかだけという場合などは受け付けて貰えません。

「同じ列車の同じ時間のに乗るけど、指定席をやめて自由席に変えます」という場合などは1度キャンセルをして購入し直す事になります。

使用開始後だが有効期間内

特急や新幹線の切符には、往復で使える期間が定められています。

往復切符では「往路」を使う当日から距離によって変わります。

601㎞から800㎞の場合で言うと10日間有効です。

「この10日間を過ぎて帰りがいつになるか分からない」等の場合は「復路」分を払い戻す事が可能です。

この場合は、購入額-無割引の片道運賃-手数料(220円)=払い戻し額になります。

しかし、こちらも何かが1つでも欠けていると難しくなります。 

切符の払い戻し期間

JRの切符が購入できるのは乗車する日の1か月前からです。

払い戻せる期間も、この切符を購入した日から始まります。

「特急や新幹線は使用開始前で有効期間内」なので乗る予定だった列車の出発までとなります。

指定グリーンや寝台車などは払い戻せる期間で手数料が変わる事がありますので、1度確認しておく事をオススメします。

万が一の時は?

切符をなくした

なくしてしまった場合どうしていいか分からず慌ててしまいがちですが、落ち着いて行動しましょう。

この場合は、窓口で「紛失再発行用」として同じ区間・同じ列車の切符を購入しましょう。

再度購入した切符を使い、下車した駅の窓口でも「再収受証明」を貰います。

これで1年以内に紛失した切符が出て来た場合は、見つけた切符と「再収受証明」を持って行けば払い戻してもらう事が可能です。

「なくしちゃいけない大事な物」と大事にしまい過ぎて切符は、逆にどこに置いたか分からなくなってしまいがちなので助かりますね。

事故や天災の時

乗車中や乗車当日に、思わぬ事故や天災が起き、乗車が出来なくなった場合にも払い戻されます。

自分が乗る時間までに復旧しないなどの場合は全額返金。

乗車中に先の列車が原因で、先に進めなくなったなどの場合は後続車への乗り換えになりますが、後続車も動かない等の運休の場合などは全額返金になります。

遅れた場合

天候不良や整備の関係などで到着が到着予定時間より2時間以上遅れた場合には全額返金の対応をしてもらえます。

まとめ

JRの駅構内のみどりの窓口で払い戻しが可能で、購入した駅以外でも対応して貰えます。

手数料(220円)を差し引いた額が払い戻しされます。

払い戻しが可能な切符は「未使用で有効期限内」、「使用開始後だが有効期間内」である事が条件ですが、それぞれに期間があるので確かめましょう。

紛失や遅れた場合にも払い戻しの対象になる場合があります。

カテゴリ: レジャー