今年も近づいてきました、梅雨!!!!
洗濯物が乾きにくかったり、高い湿度でカビに悩まされたり…と何かと面倒な季節です。
この季節に役に立つアイテムの一つであるカッパですが、今は可愛いデザインのものや、便利な機能がついているものもあり、以前よりも普及率は上がってきているのではないでしょうか。
私も小さい子供がいるので、抱っこしながら着られるポンチョ式のカッパを持っています。傘と違って、両手が空くから便利なんですよね。
そんなカッパですが、梅雨というジメジメした時期に着ることが多いからか、意外と臭くなりがちです。
学生の頃なんかは、部活帰りに着ていたので尚更臭かった。(笑)
でも、どうしたら臭いはとれるのでしょう。
毎回使った後に天日干しが出来れば問題ないのでしょうが、梅雨はそうもいかないですし、カッパってそもそも水を弾く生地で出来ているから洗濯機で普通に洗っちゃいけないよなぁ、、、と思い、当時の私はリセッシュをふんだんにかけて誤魔化していました。
今回はご自宅の洗濯機で、カッパを洗う方法を紹介していこうと思います。
洗濯機で洗う前に!!
①取り扱い絵表示を確認
まず、確認して欲しいのがカッパの絵表示です。
カッパにも取り扱い絵表示は付いています。このマークをみて、家庭で洗えるものか確認することはとても大事な前準備です!
【洗濯機マーク】や【手洗いマーク】の場合は家庭でのお手入れが可能です。
②洗剤の準備
洗剤を用意しますが、ここではエマールやアクロンのようなおしゃれ着用洗剤が最適です。
③洗濯用ネットの準備
生地の傷みを防ぐためにも洗濯用ネットに入れて洗いましょう!
カッパを洗濯機で洗う手順
準備が済んだら、いざ!洗濯機の出番です。
①洗う
絵表示で確認した洗い方を洗濯機のコースの中から選びます。
優しく洗う【弱コース】か【手洗いコース】を選ぶと良いと思います。
②脱水
脱水は短い時間を選んでください。長い時間脱水すると、シワのもとになります。
※脱水は要注意!!
通気性のない生地のカッパは水を弾いてしまう為、脱水の際水抜けの邪魔になり洗濯機の故障の原因となります。
この場合は【洗濯~すすぎ】までを洗濯機で行い、あとは手で軽く絞りましょう。
③干す
洗濯機から取り出したら、乾いたタオルでしっかり水気を拭き取ります。
その後シワを伸ばし、カタチを整えて干します。出来れば陰干しがいいです。
ナイロン素材やポリウレタン等は紫外線に弱いので!
④最後に
カッパは洗濯するたびに撥水加工が落ちてしまいます。
ですから、最後にお手入れとして撥水スプレーを全体に吹きかけます。
これをする、しないで全然違いますよ。
スプレーをする際はカッパから20~30センチほど離れて、全体がしっとりと濡れるようにかけます。
必ず風通しの良い場所で行ってください。そして完全に乾かしてくださいね!
洗濯機を使わない場合は?
ここまでカッパの洗濯きで洗う方法をお伝えしてきましたが、洗濯機が使用できない場合の方法もご紹介して終わろうと思います。
少し臭う程度なら…
ちょっと臭いが気になるなぁ…程度でしたら、カッパを裏返して水をざっとかけて洗うだけで十分です。
仕上げに乾いたタオルでしっかり水気を拭き取り、風通しの良い所へ干します。
室内乾燥機があるようでしたら、衣類と一緒に干しておくと良いですね!
カビ臭い、臭いがひどい場合には…
この場合は漂白剤を使用しましょう。
市販の漂白剤にカッパを浸けてしばらく時間をおきます。
その後、水でしっかり濯ぎ、最後の仕上げは先程と同じです。
また、カビが生えてしまったカッパにも漂白剤を使用してください。カッパのカビは落ちにくいですが、素材によっては塩素系漂白剤で落とすことが出来ます。
ここでも必ず絵表示を確認してくださいね。フラスコマークに×印が付いていなければ塩素系漂白剤も使用できます!
塩素系漂白剤が使用不可な場合は、酸素系漂白剤を使ってみてください。
40~50度のお湯に規定量の漂白剤を入れ、その中にカッパを漬けこみます。
カビが気になる部分があれば、歯ブラシで擦って落とします。カビが落ちたら、お湯でしっかり洗い流し水気を取ります。漂白剤を使うので、風通しの良い部屋で行ってください!
まとめ
- 洗濯機で洗う際は、まず絵表示を確認する。
- 絵表示にあったコースで洗濯機をまわす。
- 脱水は素材によってしない方が良い場合もある。
- シワを伸ばして日陰干しがベスト!
- 最後に撥水スプレーをかければ完璧。
これで雨の日も清潔なカッパを着て出掛けましょう!!