熱が出た時に冷やすのに、みなさん何をお使いですか?
今はおでこにピタッと貼るタイプの冷却ジェルシートが主流かと思います。
しかし、我が家にはジェルシートが大嫌いな父親がいます。なんでもアイスノンや氷枕で、ガーッと冷やしたいのだとか。
珍しく風邪で発熱した父が、自分でアイスノンを冷凍庫の奥からアイスノンを引っ張り出してきたよう。
「なんか臭くないか?」
「気のせいでしょ。タオル巻いて使えばいいよ。自分の体臭じゃないの?」なんて冷たく言い放った私。
それでも、「やっぱり臭いし、これアイスノンが臭いみたいなんだけど…」と。
根負けして、父親のもとにいき臭いチェック。
「あれ?臭いわ、このアイスノン…」
まさかアイスノン自体が臭くなるなんて!具合が悪い時に、こんな臭いアイスノンでごめんなさい。
このくっさ~いアイスノンの臭い、とれるのかしら?試してみたいろんな方法をご紹介します!
保管期間などで臭いの程度は違います。軽い臭いを落とす方法から順番に。っていうか、我が家のアイスノンの臭いは、結構ガンコだったんです…。
アイスノンの臭い除去法①食器用洗剤で洗う
アイスノンを洗うという発想がなかった私。調べてみると、冷凍庫内のニオイが軽く移ったていどであれば、アイスノンを洗ってあげれば落ちるはず。
冷蔵庫内の臭いの元は、食品由来の汚れなどからだから、「そりゃそうだわ。」と思って洗ってみました。
普通は、これで臭いはだいたい落ちるはず。でもね…我が家はダメだったんです。
アイスノンの臭い除去法②数日間、陰干しする
発売元のHPで調べたところ、ガンコな臭いには陰干しがいいらしい。発熱中の父親にはジェルシートで我慢してもらって、数日間の陰干しを実行。放置しておくだけなので、これで臭いが消えるなら楽ちんだわ~。
「よし。大丈夫!」と思って、再び冷凍して父親に持って行ってあげましたが…「うーん、まだ臭う。」とのこと。臭いの感じ方には個人差があるから仕方がない。風邪なのに鼻はきく父親に、少し安心しました。
アイスノンの臭い除去法③アルカリ性洗剤または漂白剤につけ置きする
臭い対策、最後の砦です。これでダメなら、アイスノン廃棄も覚悟。確かに意外と長い間使っているものだし…。
最強の方法は、バケツにアルカリ性洗剤または漂白剤につけ置くことなんですが、我が家にはたまたまアルカリ性漂白剤があったので、それを使うことに。ガンコな油汚れを落とすのに向いているのがアルカリ性の洗剤なんですよ。
バケツにぬるま湯をいれ、表示通りの希釈で正しい使い方を守りましょう。我が家の場合は、アイスノンをどぼんと入れて2時間ほど放置してつけ置きしました。アイスノンがすっぽり入るぬるま湯の量を確保しましょう。
バケツからアイスノンを取り出したら、しっかり洗いましょうね。頭周りに使うアイスノンなので、漂白剤や洗剤の臭いが残っていると、さらに具合が悪くなってしまいます。
それに加えて、アルカリ性洗剤は油汚れを強力に落とすので、必要な皮膚の油も取れてしまうから、洗うのも取り扱付かうのも注意が必要です。
さて、では再び、臭いに敏感な父親にチェックしてもらいました。
やっと、OKがでて、我が家のアイスノンは復活しましたよ。
アイスノンの臭いの予防は?
アイスノンが使いたい時は、いつも突然にやってきます。発熱だったり、熱帯夜で寝られない時だったり。なので、臭くならないように保管するのがベストなんですよね。
当たり前ですが、アイスノンの臭いの元は冷凍庫内の臭い。汚れからくるニオイもあります。普段から庫内をキレイにしておくことが大切です。臭いのきつい食品は、ラップやジップロックを使ってしっかり臭い対策もしておきましょう。
臭いに敏感な家族がいるなら、なるべく臭いが移らないようにアイスノン自体を袋に入れてから、冷凍庫で保管するのがいいようです。
まとめ
いかがでしたか?今はジェルシートや使い捨ての保冷剤を流用する人も多いかもしれませんが、がっつり冷やすにはやっぱりボリュームのあるアイスノンがいいのかも。
でも、長い時間冷凍庫に放置されたアイスノンは、残念な臭いを発する時もあります。
アイスノンの臭いニオイの除去方法
- 食器用洗剤で洗う
- 陰干しする
- アルカリ性洗剤または漂白剤につけ置き
臭いの予防
- 冷凍庫内のニオイ予防→掃除、食品の保管方法
- アイスノン自体を袋にいれて保管
小さなお子様やご高齢の方は、急な発熱もしばしば。
これで、必要な時には不快な思いをしないでアイスノンを使えますね。ぜひ参考にしてください。