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包丁の正しい洗い方は?安全と衛生管理もバッチリ5つのポイント

トントントンと、キッチンから響く包丁の音。

毎日の食事の支度に、包丁は欠かせない存在ですよね。

 

包丁も1ヶ月に1度は研ぐように心がけています!

かぼちゃみたいな固いものを切る時や、生のお肉を切る時などは、切れ味が悪くて滑ってしまう方が危ないですからね。

でも、1週間前には、包丁を洗っている時に、指を深く切ってしまいました……

洗い方が悪かったみたいです。

そういえば、5年くらい前には、包丁を洗っている時に、人差し指の先端を切ってしまって、病院で縫ってもらったこともありました。

 

そんな私の今日の夕食は、がんもどきとオクラの煮浸しに、豚肉の味噌漬け、味噌汁のごはんでした。

オクラを切れば、包丁についたネバネバがなかなかとれず……

生のお肉を切った包丁は、衛生面が不安で二度洗い……

 

オクラのネバネバはスポンジの粗い面を使って対抗しました。

でも、生のお肉に使った包丁って、二度洗いしただけで、本当にだいじょうぶなのでしょうか?

暑い季節なら、なおさら気になったりもしますよね。

 

あなたも、包丁の洗い方、不安になりませんか? 

そこで今回は、包丁の正しい洗い方について、安全な方法や衛生管理まで、徹底的に解説していきます!

包丁を洗う前に、安全な洗い方を確認しましょう!

包丁を洗っている時にけがをしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか?

経験がある!というあなたは、もしかしたら包丁の洗い方に問題があるかもしれません。

 

まずは、包丁を安全に洗う方法を確認しましょう。

 

刃の背の方から、刃先に一方向にスポンジをこすります。スポンジを往復させて洗うと、手を切ったりしてしまうので、気をつけましょう。

それでもちょっと不安……という方ば、まな板の上に包丁を置いて、片面ずつ洗いましょう。そうすると安全ですよ!

 

包丁を洗っている時に、病院で縫わなければならないほどのけがをしてしまった私でも、これならだいじょうぶそうです!

 

包丁の衛生管理は大切!ちゃんと洗わないと…

湿度の高い梅雨の頃から、気温が高い夏はもちろん、冬にもたびたびテレビのニュースになっている食中毒。

 

飲食店を利用したお客さんとその従業員、あるいは小学校で給食を食べた生徒と教職員など……飲食店や食事も提供する集団施設などでの感染はテレビでも度々ニュースになりますが、実は本当に注意しなければならないのは家庭のキッチンなのです!

 

もちろん、あなたのキッチンも!

 

特に、包丁は直接食材に触れるもの。

たくさんの菌が付着するんです!

 

お肉やお魚を切った時などは、私も台所用洗剤を少し多めにつけて洗います。そして洗い流して、もう1度洗っているのですが……これは、とくに意味がないことが判明。

1度洗っても2度洗っても、変わらないようなのです。

 

台所用洗剤をつけて、スポンジで洗うことは間違いではありません。

これだけで90パーセント、除菌ができています。

でも、残りの10パーセントが問題!

この10パーセントを気をつけないと、食中毒は防ぎきれないかもしれないのです!

 

怖いですね……でも安心してください!

この10パーセントは、ちょっとの工夫でカバーできるんです!

 

包丁の衛生的な洗い方…熱湯消毒は意味がない!

キッチン用品は熱湯消毒をすると安心!と聞くことが、多々ありますが……あまり包丁にはおすすめできません。

 

まず、食材に含まれているタンパク質は、熱で固まって落ちなくなってしまうことがあります。

 

さらに熱湯をかけただけでは、消毒にいたるまでに必要な温度にはなかなかなりません。

98度以上で熱湯消毒ができます。

確かに、熱湯をかけただけでは、98度には達しませんね。

 

包丁の衛生的な洗い方…アルコール除菌スプレーを!

まず、スーパーやホームセンターで販売されている、キッチン用のアルコール除菌スプレーをご用意ください。

 

除菌スプレーが用意できたら、やり方はとても簡単です。

 

台所用洗剤をつけてスポンジで包丁を洗ったら、キレイなふきんで水気をふき取りましょう。

キッチンペーパーを使うのもおすすめです!

水分がついていると、ちゃんと除菌ができないので気をつけてくださいね。

 

包丁の水気がしっかりとれたら、キッチン用アルコール除菌スプレーを包丁の全体にかけます。

包丁の刃の部分だけでなく、手がふれる柄の部分にまで、しっかりスプレーしましょう。

 

スプレーをしたら、水で流す必要はありません。

乾いたら使いましょう。

 

もしもすぐ使う場合は、ふきんやキッチンペーパーで拭いてから使ってください!

 

さっそく私も挑戦してみましたが、この方法なら全然、めんどうじゃなかったです!

これなら毎日続けられそうですので、安心してください。

 

除菌スプレーがない時におすすめの方法

キッチン用の除菌スプレーがない!という時におすすめの方法もご紹介します。

 

除菌ができるキッチン用の漂白剤なら、多くのご家庭のキッチンにあるのではないでしょうか?

この漂白剤を使って、台所用洗剤をつけてスポンジで洗った後の包丁を除菌することができるんです!

 

台所用洗剤をつけてスポンジで洗った後、包丁の刃から柄まで、全体に漂白剤をつけたら、しばらく置いておきます。

その後、水で洗い流しましょう。

まとめ

  1. 包丁を「安全」に洗うためには、刃の背から刃先に一方向にスポンジをこすること。スポンジは往復させて洗うと危ないので気をつけましょう!不安ならまな板の上に包丁を置いて、片面ずつ。
  2. まずは食器用洗剤をつけて、スポンジで包丁を洗いましょう。90パーセント除菌ができます。
  3. 熱湯消毒は包丁の除菌にはあまりおすすめできません……
  4. 食器用洗剤をつけてスポンジで洗った後。よく水気をふき取って、アルコール除菌スプレーを吹きかけましょう。水洗いは不要、すぐ使う時は布やキッチンペーパーで拭き取りましょう。
  5. 除菌スプレーがなければ、キッチン用の漂白剤をつけてしばらく置きます。あとは洗い流して使いましょう。

毎日の食事の支度に必要な包丁。

この包丁が原因で、けがをしてしまったり、食中毒になってしまったら大変です。

あなたも、ぜひこの安全に洗うためのポイントや除菌方法を取り入れてみてください!

カテゴリ: 調理器具