肌寒い冬には欠かせないアイテム、それが『ヒートテック』ですね。
ヒートテックと呼ばれるくらいだから、さぞ暖かいんだろうなーと思いきや・・「あれ、ぜんぜん暖かくなくない?」「むしろ寒いんだけど・・」そう感じた方もいるのでは?
そこで今回は、「ヒートテックは寒い」という、矛盾の真相を明らかにしていきます!
今日からあなたも、『ヒートテックとの正しい付き合い方』ができるはずですよ。
目次
ヒートテックが寒いのには理由があった!?
どうやらヒートテックが寒いと感じるのは、あながち間違っていないようです。
そもそも、ヒートテックに使われている繊維というのは、人間の体から発される水蒸気とか汗を吸収して、それによって熱を生み出すんです。
もちろんたくさん動けば動くほど、人間の体は蒸気を発散していきますよね。私なんかちょっと階段を上り下りしただけで、ハァハァ言って蒸気が出てるのがわかります(笑)
だけどこれって逆に言うと、椅子に座っているときとか運動していない時って、ほとんど体から蒸気や汗は出ないので、ヒートテックは意味をなさないってことですよね。
だからヒートテックは暖かいと思いきや、実はただの布切れを着ているのと同じことなので、「ぜんぜん寒いよ~」となっちゃうのです。
しかも、もう一つ厄介な問題があります。
汗を吸収して熱を発するヒートテックですが、それもある許容範囲までが限界。汗をかきすぎてヒートテックが濡れてしまうと、それこそ、ただ濡れて冷たいだけの状態です!
このようにヒートテックが寒いというのは、たしかな理由があったんですねー。
私は、寒いのは大の苦手なのでヒートテックが流行りだしたのもあって、「どんなに暖かいんだろう!」と意気揚々とヒートテックを買いに行ったわけですが・・
実際に着てみると、「あれ、ぜんぜん寒いんだけど。」と、がっかり。
だけど理由を知って少し納得しました。
ではもう少し詳しくみていきましょう!
ヒートテックが寒いかどうかは個人差が大きい?
ヒートテックっていうのは、その効果に個人差があることを覚えておきましょう。
もしかしたら、自分に合っていないのに着ている人がいるかも?
そんな人はヒートテックが逆効果で 寒いと感じてしまうので要注意ですよ。
汗かきの人には向かない
さっきも言った通り、ヒートテックは汗をかきすぎて濡れてしまうと、逆に体を冷やして寒くなってしまいます。
私もわりと汗かきなので、向いていないのかもです・・
そういえば、電車に乗ったり、室内を移動中は、ほどよく暖まってくれていいんですが、どうも私の場合、体が暖まりすぎて汗をかいちゃうことがあるんですね。
すると外に出た時に、おもわず「寒っ!」ってことが何度もありました。
汗かきには逆効果のようです・・
デスクワークの人はあまり向かない
デスクワークの人にもおすすめとは言えません。なぜならずっと座ったままでは、ヒートテックの性能を発揮できず、ただの布切れになってしまうので。
そう考えると、私はヒートテックの質感や肌触りは、個人的にあまり好きとは言えないので、「わざわざヒートテック着る意味ないじゃん!」とおもいます。
あとたまに痒くなったりとか、静電気がすごいときがあるとすっごくイライラしません?(笑)
それなら動かない日は、普通の肌触りのいい肌着を選んだ方が幸せかなーなんて思ってます。
冷え性の人は注意が必要
ヒートテックは冷え性にはあまりよくありません。
一見、体を暖めてくれるから冷え性にはいいのかな、なんて気もしますが。
汗をかいてしまった時ヒートテックは乾きづらいので、冷たい布が体に密着するのは、冷え性にとってはつらいですよね。
スポーツの時には着ない方がいい
これにはとても驚きました。
なぜなら私は、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツするときは、「よし、今こそヒートテックの出番だ!」と気合を入れてヒートテックを着ていたからです。。
ところが!これは絶対におすすめじゃないみたいです。
理由は想像できるかと思いますが、スポーツしたら汗をかくのは必至です。
雪山で汗の乾きにくいヒートテックを着て・・
これは寒いと感じるのも当然ですね。
ヒートテックが寒いと感じたら一工夫を
じゃあせっかくのヒートテック、寒いと感じたらどのように付き合うのがいいのか、ちょっとした一工夫を紹介しますね。
ヒートテックの下に重ね着!
ヒートテックの下に、速乾系のインナーを着てみましょう。
ここまで話したように、ヒートテックの弱点は『汗』でしたね。そこで、その汗を速乾性の高いインナーを着て吸収しましょう、というわけです。
私も実践してみましたが、汗をかいたときに気持ち悪くならないし、肌触りもよくなるので良かったですよ。特に寒いとも感じませんでした。
サイズはピッタリサイズを選ぶ
これも意外と大事。ゆったりしたサイズを選んでしまうと、ヒートテックと肌の間にすき間ができるので、暖かさを保てなくなっちゃいます。
ピッタリサイズか、もしくは1サイズ下くらいがちょうどいいですよ。
まとめ
以上のことをまとめると
- ヒートテックが寒いと感じるのは事実
- ヒートテックの効果は個人差あり
- ちょっとした工夫も大事
いろいろな状況によってヒートテックの効果は変わってくるので、賢く使いわけていきましょう!