早起きは三文の得。
朝から清々しく活動できると、その日一日、なんだか気分が良くなりますよね。
身支度も家事も前倒しで片付くから、時間に余裕ができるのも嬉しいものです。
けれど、早起きすると、いつもよりお腹が空く気がします。
特に昼前に、お腹がグウグウ鳴ってしまって、恥ずかしい思いをします。
早起きするとお腹が空くのは、一体どうして?
早起きするとお腹が空く気がする
原因として考えられるのは、早起きした分、朝ご飯が早くなること。
いつもより1時間早く、朝ご飯を済ませれば、いつもより1時間早く、お昼が待ち遠しくなるのも道理です。
また、早起きした朝は、普段より余分に用事を済ませる必要があって早起きしたり、
「せっかく早起きしたから、散歩でも……」と、いつもよりも運動量が多くなりがちです。
消費するカロリーがいつもより多くなれば、普段と同じ食事量では、ちょっと物足りなく感じます。
お昼ご飯は、お弁当や定食などは量が決まっていたり、
予算の都合で毎日同じだったり、カロリーの調節がしにくいものです。
お昼でカロリー補給ができなかったなら、おやつの時間や夜にまで、物足りなさが繰り越されます。
睡眠中は、起きている時よりも、カロリーの消費が少なくなっています。
力仕事せずに寝ころんでいるから……というだけでなく、
・考え事をしない
・身体に余分な力が入らない
・呼吸が穏やか
・胃腸の動きが鈍くなる
といった、徹底した省エネモードになるのです。生命の神秘ですね。
早起きした後、特に何もせずダラダラしたんだけど……という場合でも、
起きているだけで、普段よりちょっと活動的な朝、なのです。
お腹が鳴るのを防止する
早起きでお腹が空くのは、もはや仕方の無い事。
お腹が鳴ってしまわないように、対処療法で乗り切りましょう。
一番簡単なのは、午前10時くらいに、おやつを食べること。
朝に運動した分のカロリーを余分に食べるのは、身体にとって悪いことではありません。
おにぎりやクッキーのような、カロリーばっかりのおやつではなく、
ビタミンや食物繊維も摂れるようなものを食べれば、かえって栄養バランスが良くなるというものです。
コンビニやスーパーで、手軽に手に入るものの中から、いくつかオススメのおやつをご紹介します。
・バナナ
安心と信頼の腹持ちの良さ。ビタミンCと食物繊維が豊富です。
鞄のポケットに、そのまま放りこんで出かけられる、取り回しの良さも高ポイント。運動量の多い方なら、おやつはこれで決まり!
難点は、「午前中からバナナを齧っている姿」のインパクト。オフィス女子にとっては致命的な欠陥と言えるでしょう。
・寒天ゼリー
食物繊維豊富な寒天。
寒天の場合、特に腸内環境を整える効果が期待できます。下腹ポッコリにお悩みの女性は、ぜひおやつに取り入れてみて下さい。
「寒天を使っていること」が重要なので、ゼラチン等を使った、普通のゼリーでは効果がありません。
寒天を使ったおやつには、他に、みつまめやところてん、牛乳寒天もあります。
最近は、「寒天を使ったプリン」なども、たまに見かけます。スイーツコーナーは要チェック。
・ヨーグルト
たんぱく質は、砂糖よりも消化吸収が遅いので、腹持ちを重視するなら「たんぱく質の多いもの」が一番。
ヨーグルトは、小さなパックやドリンクタイプもあるのでお手軽です。
・カットフルーツ
最近のコンビニやスーパーでは、小さなパッケージのカットフルーツが定番商品になっています。
パインやリンゴは、通年売られていますし、スイカやブドウなどの、季節の果物をミックスしたパックも登場しています。
デスクワークの傍ら、ちょいちょいとつまめるのが嬉しいところです。
・各種「小腹満たし」用食品
食品メーカーや製薬会社から、小腹が空いたときのための低カロリー食品が、各種売り出されています。
ダイエット中だから、カロリーをとりたくない! というときには、とってもおすすめです。
コバラサポート:ジュース型。お腹で膨れるので、飲み物だけれど腹持ちが良い。
栄養ドリンク売り場の、ウィダーゼリーの隣に並んでいることが多いですよ。
SOYJOY:カロリーバー風の食べ応えで、「食べた」感があるのが嬉しいもの。
まとめ
・早起きした分、カロリー消費量が増える。
・睡眠時は身体が省エネモード。ダラダラ過ごしていても、起きているだけで、寝ているときよりカロリー消費が多い。
・ビタミンや食物繊維の豊富なおやつをつまんで、健康な食生活を。