朝、家を出る時、久しぶりにお気に入りの靴を履こうと、下駄箱を開けて靴を出したら、
「え〜ん、カビてた〜!」なんてこと、ありませんか?
私は靴を買うのが大好きで、下駄箱にたくさん靴が入っているのですが、いざ、履こうと思った時に、靴全体にかびが生えてて白くなってて、びっくりしたことがあるんです!
せっかくおしゃれしてその靴を履こうと思っていたのに、これでは台無しですね。
そんな事のない様に、ここではどうしてカビが生えるのか?そして、いや〜なカビの除去方法から予防方法までご紹介します!
下駄箱のカビって何で生えるの?
いや〜なカビ…何で生えるんでしょうか?
その最大の原因は「湿気」なんです。
下駄箱は、普段、扉は締め切ったままが多いですよね。扉を締め切っていると言うことは、明かりも入らず暗いまま、湿ったままの状態ということなんです。
しかも、一日履いた靴をそのまま下駄箱にすぐにしまってしまうと、一日の汗のついた湿った靴が、下駄箱の中に湿った空気を持ち込んでしまっていることになり、カビの恰好の餌食となってしまいます。
「カビなんて大嫌い〜」なんて言っているあなたが、実はカビを増やしている原因って事なんですね。
カビの除去方法
では、生えてしまったカビはどうしたらいいのでしょうか?
そうです、カビをとって、きれいにお掃除すればいいのです。
ここではお掃除の手順をご紹介しますので、早速お掃除してみましょう!
【用意するもの】
掃除機、ドライシート、エタノール、漂白剤、扇風機、ゴミ袋等
【どんな日にやるの?】
晴れた日に、掃除しましょう
【手順】
- まず、下駄箱に入っている靴を全て外に出し陰干ししましょう。
- 玄関の扉を開けるなど換気をしながら掃除機をかけましょう。(掃除機の排気口は外に向けましょう)
- 掃除機が届かない部分はドライシートでそっと拭き取りましょう。
- 黒くなったカビの部分に塩素系漂白剤をスプレー、もしくは薄めた漂白剤をキッチンペーパーなどに湿らせてカビにつけましょう。(カビが薄くなったら漂白剤は濡れタオルなどで拭き取りましょう)
- 消毒用エタノールを棚全体にスプレーし、乾かしましょう。
- しっかり漂白、除菌できたら扇風機でしっかり乾かしましょう。
- しっかり乾いたら、陰干ししていた靴を下駄箱に戻しましょう。
この様に、漂白や除菌をしっかり行えば、カビが生えにくい環境になるということですね。
漂白に使う漂白剤は、キッチン用のハイターの使用方法を見て水で薄めて使用してください。
その時に、注意しなくてはいけないのが吹き付ける部分の柄や色。
もし、吹き付ける部分に柄があったり色があったりする場合、別の見えづらい部分で試してからご使用してくださいね。
実は、以前、私がハイターで綺麗にしようとした時、棚の色が変色してしまったことがあるんです。せっかくお掃除して綺麗にしようとしていたのに、本当にガックリでした。
また、エタノールを買う時も注意が必要です。エタノールには「無水エタノール」と「消毒用エタノール」の2種類あるのですが、無水だと水を入れて使わないと効果が出ないので、あらかじめ消毒用にできているエタノールをお買い求めすることをお勧めします。
靴のカビを取るには?
靴にカビが生えてしまった場合はどうしていますか?
せっかくのお気に入りの靴、まだ捨てたくないですよね。これからご紹介する方法で生き返るかもしれませんので、是非、試してみてくださいね!
- カビをブラシなどでさっと拭き取りましょう。
- 消毒用エタノールをスプレーし、乾燥させましょう。
- 保湿クリームなどを塗り、乾燥させましょう。
- ワックスなどでツヤを出して磨きましょう。
これでカビが取れて、又、履けるかもしれないなら、このくらいの手間、私ならやっちゃいます。
実は、以前、カビが生えてしまった靴をこの方法で磨いたら、ちゃんと履ける靴に蘇り、本当に助かりました。
そして、一度靴にカビが生えたのをきっかけに、私は一日履いた靴を、さっと汚れを拭き取り、一晩乾かした後下駄箱にしまう様になりました。なので、最近、靴にカビが生えることがなくなって本当に、良かったな〜と思っています。
兎に角、下駄箱に入れる前にしっかりと乾かすということが、カビを予防するのに大切ということですね。
下駄箱のカビを予防するには…
最後に下駄箱にカビを生えさせない予防方法をご紹介しますね。
当たり前のことですが、
- 一日履いた靴はそのまま下駄箱に入れず、乾かしてからしまいましょう。
- 履かない靴は別の場所にしまい、下駄箱に靴を入れすぎない様にしましょう。
- 晴れた日に、月に1、2度は下駄箱を通気しましょう。
- 下駄箱に除湿剤を置きましょう。
以上のことを頭に置いておくだけでも、下駄箱のカビの予防ができるので、是非、試してみてくださいね。
まとめ
- 下駄箱に生えるカビは湿気が原因、湿気を元から絶つ必要がある
- 漂白、除菌を行えば、カビが生えにくくなる
- 履いた靴をしまう前にしっかりとケアをする
下駄箱を開けてカビが生えててびっくり!なんて事になる前に、靴の手入れをしっかりして下駄箱をカビの生えない環境に変えたいものですね。
おしゃれは足元から!是非、履きたい靴をいつでも好きな時に履ける様にしてくださいね!