コブサラダと聞くと、なんだかおしゃれなレストランやカフェで出てきそうな凝ったサラダを想像しませんか?
均一に盛り付けられた野菜、こだわりのドレッシング…。
一般家庭では意識の高い方が作るレシピのような気がします。
コブサラダといっても、「コブ」という食材がメインなわけではありません。
コブサラダとはいったい何なのでしょうか?
今回はそんなコブサラダの作り方や定義を紹介しつつ、もっと身近なものに感じていただこうと思います!
コブサラダってそもそも何?
シーザーサラダというと結構身近に感じる方も多いと思います。基本的には粉チーズがかかっていれば全部シーザーサラダに分類されるのではないでしょうか。
じゃあ基本的なコブサラダって何?という話です。コブという食材はありません。
コブというのはこのサラダを考案したシェフの名前です。
もともとはカリフォルニアで作り出された料理なので、大きな定義でいえば「メキシカンサラダ」という表現でも正解です。
ざっくり説明すれば、角状に切った野菜を均等に盛り付けたサラダのことを指します。
ドレッシングも本来は特にこだわりなく、フレンチドレッシングやマヨネーズなど、好みによってさまざまです。
コブサラダの基本的な材料は?
発祥は、コブシェフがその時おなかが空きすぎていたのであり合わせの食材で適当に作ったサラダが元となっています。
それがたまたま美味しくて、お客にも好評だったためにメインメニューになったというだけの話なので、本来絶対に欠かせない食材というものはありませんが、基本的な食材はあります。
- レタス
- アボカド(カリフォルニアではよく食べられる主流の野菜です)
- トマト
- 鶏むね肉(ローストやターキーでもOKなので鶏肉であればいいと思います)
- 固ゆで卵
- ベーコン
- ブルーチーズ(なければ普通の家にある適当なチーズでいいです)
上記が初期の食材です。
これを角状に刻んで綺麗に盛り付けます。
特徴は主にその見た目ではないでしょうか。
作る人によって大分食材も変わってくるようですが、唯一外せないのはアボカドでしょうか。とりあえず角切りにして並べれば「コブサラダ」にはなります。
コブサラダの味付けは?
コブサラダの味付けですが、もともとコンセプトは「素早く作れる簡単なサラダ」です。
そのなかにメキシカン特有の数種類のスパイスを混ぜているので、あまり日本では親しみのない味になって、一部で取り沙汰されることになりました。
カリフォルニアの方々にとっては、日本人からいう「シーザーサラダ」ぐらいにはなじみ深いサラダです。
味付けは基本的には自由で、好みのドレッシングをかけるだけでいいのですが、凝っている方は自分でドレッシングを作る方もいますし、既製品で「コブサラダドレッシング」なんていうものも販売されています。
初心者の方はまずコブサラダ用のドレッシングを買うのが手早いかもしれません。
もともとスパイスなども入っていますし、いつも通りのサラダを角切りにして、あとは既製のドレッシングをかければ立派なコブサラダになります。
どこからコブサラダなのか?
定番の野菜+α(おそらくアボカドなどのちょっとおしゃれに見える食材)を足していけばもうそれは立派なコブサラダです。
角切りにするというところだけ守れば本来はコブサラダなのですが、日本人好みの味にするために真似しだした人たちが本人たちなりのアレンジを加えたものが出回ってしまったために難しいのでは?という印象を与えてしまっているだけなので、今日からでも家に余った食材で簡単に作ることができるものなんですよ!
(ちなみに私はコブサラダなんておしゃれっぽいものは食べたことがありませんが、これを機に適当に作ってみようかと思いました(笑))
まとめ
- 材料を角切りにして盛り付ける
- スパイシーなドレッシングor既製のコブサラダドレッシングをかける
上記二つの要素さえ満たしていればすべてコブサラダということになります。
思っていた以上に単純なもので、私も驚きました(笑)
凝って見えるものでも案外ルーツを辿ると簡単なものはこれ以外にもたくさんありますので、皆さんも気になったら是非一度作ってみてくださいね!