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dポイントは楽天ポイントに変換できる?それは本当にお得なの?

 dポイントを楽天ポイントに変換できると聞いたのですが、本当でしょうか。

 そもそもdポイントってスマホの機種変更をする時ぐらいしか私は使わないので、それが可能なら使い道が増えて最高です。

 しかし、調べるうちにdポイントや楽天ポイントにも色々と種類があることが分かってきてなんだか、ややこしい……。

 そこでdポイントを楽天ポイントに変換できるという情報の真偽だけでなく、二つのポイントについても私が調べたことを整理して簡単に解説します。

dポイントは楽天ポイントに変換できるの?

 結論からいうと、できませんでした。

 デマか……と意気消沈したものの、一応dポイントを楽天ポイントへ変換できる手順というものは存在しているようです。

 手順は、

 ・dポイント ⇒ JALマイルなどの提携ポイント ⇒ 楽天ポイント

 つまり直接の交換はできず、楽天ポイントと交換できる他のポイントに交換し、そのポイントを楽天ポイントへ交換するという手順が必要だったのです。

 しかもこの方法だと面倒なだけでなく、100%の交換率とはならないようです。

 また、交換できるdポイントの種類も限定されるため、あまりお得感はありませんね。

 さらにJALマイルから他のポイントへの交換には「提携しているクレジットカード」が必須で、一カ月の上限もあります。

dポイントの種類

 調べて私は知ったのですが、dポイントには種類があります。

 日常的に使うユーザーにとっては当たり前でも、私のように貯めるだけで使っていない人は知らいない人もいるのではないでしょうか。

 まずは私がたっぷりと貯め込んでいた「通常ポイント」。ドコモユーザーは携帯料金で貯まるものといっても過言ではないでしょう。

 また、提携店舗で買い物をしてもコツコツと貯めることができます。

 もう一つが「期間・用途限定」のdポイントです。こちらは貰ったポイントごとに使える期間が独自に設定されています。また、ケータイ料金の支払いや商品の交換などには使えません。

 さらにこちらはJALマイルへの交換もできないため、楽天ポイントへの交換をしたい方は別の使い道を考えなくてはなりませんね。

 まとめると、

 ・有効期限48カ月の「通常ポイント」

 ・電子マネーやクレジットカードの利用で貯めることができる

 ・提携店舗だけでなく、ケータイ料金の支払い等に使える

 ・獲得したサービスによって有効期限が違う「期間・用途限定ポイント」

 ・ケータイ料金の支払い等、一部での使用が制限される

 ・「期限・用途限定ポイント」はJALマイルと交換できない

 やっぱり使い道が多いのはdポイントでは「通常ポイント」の方みたいですね。

dポイントを利用可能な場所

 dポイントは加盟店やd払いに対応した店舗やネットショップで利用可能です。

 dポイントアプリがあれば加盟店で手軽に使えるのが魅力です。

 コンビニや郵便局だけでなく、Amazonなどのネットショップでも使えるようで、まだまだ加盟店は増えそうです。

 ・利用可能なコンビニ(2020年11月現在)

 ・ファミリーマート

 ・セブンイレブン

 ・ローソン

 ・ネットショップ(2020年11月現在)

 ・メルカリ

 ・BUYMA

 ・Amazon

 ・Amazonの場合は「spモード契約」をしたドコモユーザーで、「電話料金合算払い」を選択している場合のみ利用可能

dポイントを交換可能なポイントサービス

 dポイントを楽天ポイントへの直接の交換はできませんでした。

 しかし、お得そうな交換先は他にもあるようです。

 私がイチオシしたいのはJALマイルへの交換です。

 dポイントからの交換には「dアカウント」を登録するだけで、「dPOIT CLUB」から簡単にできます。

 他の交換先ではNTTドコモが発行しているクレジットカードである「dカード」の契約が必要で、ちょっと面倒ですね。

 ・JALマイル/上限は一カ月2万マイルまで

 ・スターバックスカード/上限は一カ月3000ポイントまで

 ・ドトールバリューカード/上限は一カ月3000ポイントまで

楽天ポイントの種類

 楽天ポイントもdポイントと同じように「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の二種類があます。

 「通常ポイント」は有効期限一年間ですが、獲得日から期間が更新されるため、買い物をしてポイントを貰うというサイクルを繰り返せば実質無期限のポイントといえます。

 獲得したキャンペーンなどによって有効期限が違う「期間限定ポイント」は、そういった有効期限の更新がないので、早めに使ってしまう方がいいでしょう。

 ・「通常ポイント」は獲得するたびに有効期限が一年自動更新される

 ・「期間限定ポイント」は獲得したキャンペーンによって、有効期限が違うので注意

楽天ポイントを利用可能な場所

 楽天ポイントは楽天市場だけでなく、楽天の提供する様々なサービスで利用できます。

 その範囲はコンビニだけでなく、ドラッグストアやファストフード、ファミレスに家電量販店などさらに拡大を続けています。

 決済サービスの「楽天ペイ」を利用すればさらに多くの店舗で利用可能になるだけでなく、楽天ポイントを獲得できるだけでなく、利用することができます。

 ・楽天市場

 ・楽天ブックス、トラベル、デリバリーなど

 ・ファミリーマート

 ・マクドナルド

 利用可能な場所が多すぎて、とても書ききれないので公式ページを確認して、いつも使うお店が使えるのかチェックしてみてください。

楽天ポイントを交換できるポイントサービス

 楽天ポイントはANAマイルのみ交換可能です。

 ANAマイルへの交換に手数料が必要ないことも魅力です。

 ただし、交換できるのは「通常ポイント」のみで、楽天ポイントよりもANAマイルの方が若干高めに設定されています。そのため、思ったよりも貯まらないと感じるかもしれません。

 また、上限は一回で1000ポイントまで、一カ月に2万ポイントまでとなっています。

 ・楽天ポイントはANAマイルのみ交換可能

 ・利用できるのは「通常ポイント」のみ

 ・一回/1000ポイント、一カ月/1万ポイントまで

まとめ

 色々と調べましたが、dポイントを直接楽天ポイントと交換することはできませんでした。他のポイントサービスを経由することになり、どうしても交換率は悪くなりますし、なによりもとても面倒です。

 そこまでする価値があるかというと、ちょっと疑問ですね。

 dポイントはそのまま使う、あるいはJALマイルと交換するのがお得なようです。

 ・dポイント⇒楽天ポイントの変換はできない

 ・他のポイントサービスを経由すれば交換できるが、効率が悪い

 ・交換は手順が面倒

 ・dポイントはそのまま使うか、JALマイルとの交換がお得

カテゴリ: ポイ活