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電子書籍はなぜ読みにくい? 原因を知って使いこなす対策はこれだ!!

私は本が大好きです。

電子書籍もよく読むようになりました。

なんといっても、分厚い本と同じ内容を軽く持ち歩けるので、楽ですよね。

紙の本もいいですが、最近は電子書籍の魅力も分かってきて、良いなと思えてきました。

 

しかし、紙の本に慣れている人は、なかなか取っ付きづらいみたいです。

紙の本が好きであればあるほど、電子書籍の使い勝手に戸惑います。

「なんだか読書って気がしない」という気分になりませんか?

 

電子書籍は電子書籍の良さがあります。

どうして電子書籍は読みにくく感じるのか、そこを考えていきたいと思います。

 

紙の本と形が違いすぎる

 

電子書籍は、パソコンでもいいですが、その多くはタブレット、スマートフォンぐらいの、携帯できる機器で読めます。

「携帯できる本棚」と思ってもらえれば、分かりやすいです。

 

しかし携帯できる利点が、逆に紙の本とかけ離れすぎて、初めての人は戸惑います。

まず指で紙をつまんで、パラパラとめくることができません。

厚みがなく、何冊入れても同じで、持っている実感がありません。

文字も画像も一面のデータになっています。

液晶画面が明るくちらついて、目に悪そうなイメージもありませんか?

初めての人はとにかくなんだか、本を持っているという気分になれないですね。

 

 

液晶画面と紙の本の光の違いの対処

 

まず液晶画面は、画面の奥から光るバックライト式になっているため、とてもまぶしいです。

ブルーライトの影響もあり、目への影響で過覚醒や眼精疲労、視力低下など、さまざまな症状が問題視されます。

 

これはまず、液晶画面を使っている端末の設定で、画面を暗くすることで対処できます。

長時間の読書をするなら、画面の明るさを、やや暗めに設定しておきます。

 

それからタブレットやスマートフォンなら、ブルーライトを軽減するフィルターアプリが流通しています。無料で使えるものも多いので、これで70パーセントほどカットして画面を見ると、驚くほど目の疲れが楽になります。

すぐ解除することも簡単なので、取り入れを検討することを、おすすめします。

 

 

視界に入る情報量の違い

 

それからまず、紙の本と電子辞書では情報量が違います。

紙の本でしたら、見開き二ページ分の情報量が、視界に入ってきますね。

新聞や雑誌もかなり広範囲、見渡すことができます。

電子書籍の弱みは、この視界に一度に入ってこれる情報量が、少ないことです。

そのため文脈やレイアウトの全体像が、把握しづらくなっています。

これを全部タブレットやスマートフォンの画面サイズに収めようと思ったら、文字が小さすぎて読めないですね。

これが大きな違いになります。

なので、全体の文脈をつかんだり、レイアウトを楽しんだりする印刷物の場合は、電子書籍よりは、紙の本の方に軍配が上がります。

 

 

紙の本にはない機能を使う対処法

 

しかし、一度に用紙一枚分の情報量しか収まらない代わりに、機能は豊富です。

電子書籍の購読アプリや、電子ペーパーの専用機器は、電子辞書と連動しています。初期から搭載されていたり、無料でダウンロードできるようになっています。

紙の本では「あとで調べよう」と思って忘れていたことも、これならすぐ調べられますね。

 

インターネット端末なら、オンライン上の検索エンジンなどを利用して、関連情報を見ることもできます。

また、なにか書き込みたいメモがあれば、単語や行を選択して、その中に折りたたんで書き込めます。マーキングしたければ、蛍光ペン機能でラインを引くことも簡単です。

目に見えないところに、工夫が凝らされていますね。

 

 

電子ペーパーという新しい選択肢

 

紙の本、液晶画面で読む電子書籍、他にもう一つの選択肢として、電子ペーパー機器の導入も面白いです。

電子ペーパーは、見た目はタブレットの液晶画面の端末のようでありながら、構造がまったく違います。

 

先ほど述べたとおり、液晶画面はバックライト式です。

電子ペーパーはこれと違い、マイクロサイズの微細なインクカプセルを電界で回転させたり、移動させたりして、画面上に文字や画像を表示できます。

紙に印刷したインクのように、無地の画面に文字や画像が浮かぶので、過剰な光が目に入りません。

専用の電子書籍リーダーの多くに、電子ペーパーが採用されています。

現在注目を集めている技術ですが、どんどん改良が加えられて、今後も目が離せませんね。

 

 

まとめ

 

 

  1. 紙の本と形が違いすぎるのが、読みにくい理由。
  2. 液晶画面と紙の本の光の違いの対処。
  3. 視界に入る情報量の違いも、読みにくい理由。
  4. 紙の本にはない機能を使う対処法。
  5. 電子ペーパーという新しい選択肢。

 

見えないところに工夫が凝らしていある電子書籍は、一見使いづらそうに見えますが、実は多機能で技術がどんどん進んでいる分野です。

紙の本と両立できれば、もっと読書を楽しめそうですね。

 

カテゴリ: 暮らしの小技