あなたには趣味がありますか?私にはコレ!といった趣味がありませんが
「これをするのが楽しい」、「これをすると心が落ち着く」というものがあります。
そもそも「趣味」って何を定義とするのでしょうか。趣味がないよりある方が良いのでしょうか。
そもそも趣味って?
辞書によると、「仕事・職業としてではなく、個人が楽しみにしている事柄。」、
「どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。」、
「物事のもっている味わい。おもむき。情趣。」という3つの意味があるようです。
おそらく日頃私たちが使う意味は1つ目でしょう。
つまり、仕事のようなある程度の義務があるものではなく、
楽しみにできるもの。そうなると趣味は人それぞれ違ってオッケーということです。
ただ、趣味の話で「サッカーが趣味です。」と言うと、サッカー上手いと思われたり、
「どのチームが好き?」、「ポジションは?」、「何年やってたの?」と
人によっては答えづらい質問が飛んでくることも。
趣味に対するハードルが高くなってしまいます。
そのため、「趣味はないなぁ、寝ることかな。」と答える人が多いのでしょう。私もその一人です。
ただ遊び半分でやっている人もいれば、本気で趣味に取り組んでいる人もいます。
特技と趣味を結構な人が同じにみてしまっているのです。
じゃあ特技って?
よく混同させがちな「特技」。辞書によると、「(その人が自信をもつ)特別の技能」。
なんともシンプルな意味でしょう。
つまり、自信を持って「これができます!」って言えるものです。
例えば「サッカーで県の選抜選手に選ばれました。なので特技はサッカーです。」や
「ピアノを10年間ならっていて、コンクール入賞しました。」などが特技と言えるでしょう。
自信を持って「これが得意です!」といえるものが特技にあたります。
なにも受賞歴などがないといけない、というわけではありません。
自分的に楽しく出来ていて、なおかつ、その技術が第3者から認められるものであれば立派な特技とみなされます。
ある程度の技術量がいるわけです。
特技もないけど、趣味も思い浮かばない
おそらく、特技がない人は多いのではないのかなと思います。
私も第3者が認めるような特技は持ち合わせていません。
ただ、冒頭でも述べたように「これが好き」というものは結構あります。
絵を書くこと、ライブに行くこと、美味しい物を食べること、お買い物をすること、岩盤浴、ダンスなど。
きっとあなたにも「これが好きかも」という事柄、ものが一つはあるのでは、と思います。
と、いっても思い浮かばない、という方。
休日って何をしていますか?何をすると心がワクワクしたり、落ち着いたりしますか?
少しでも思い浮かんだことが趣味でオッケーだと私は思います。
自己満足でいいのか?
ワクワクすること、落ち着くことが一つでも思い浮かびましたか?何でもいいのです。
大切なのはそのことが「好きだ!」と言えること。好きなものでもいいのです。
例えば、猫とか洋服とかアニメとか。猫であれば「猫と戯れること(見ること)」でもいいし、
洋服なら「ウィンドウショッピング」、アニメであれば「アニメ鑑賞」。
これらも立派な趣味です。
他人から評価されることを気にせずに好きだと言えることが大切なのですから。
「自分」基準で趣味は考えていいのです。
「そんなの自己満じゃん!」と言われるかもしれませんが、大丈夫。堂々と胸を張ってください。
趣味と自分の生きがい
中には「好きなものもないし、休日に何をしているわけでもない…。」という方もいるかと思います。
人それぞれなので、趣味がなくても悪いことではありません。
でもこの機会に自分の生き方を見直すのもありかと思います。
これまでの人生の中で、これはテンション上がったとか昔好きだったものとか思い返してみましょう。
もしかしたらその中に、これからの趣味になるものがあるかもしれません。
私の場合、小学生の頃に絵を書くのが好きで、
とてもうまいとは言えないけど、机に落書きをしたりしていました。
今となっては、休日にスケッチブックに適当に絵を書いたり、
美術館でおもしろそうな展示会があれば観に行くようになりました。
これも立派な趣味だと思っています。
また、音楽が好きなので、そこから派生していまではライブに行くことが自分のご褒美になり、
CDショップに行ったり、ライブに行くことが趣味になっています。そしてこれが今の生きがいに繋がっています。
思い返してみるのもいいし、周囲の人に「趣味ってありますか?」と話してみましょう。
それが自分の知らない趣味の範囲を広げるひとつの手段になるかもしれません。
きっとこれからの人生のいいスパイスになるのではないでしょうか。
まとめ
・趣味=自分がワクワクしたり楽しみにできること
・特技=自信を持って得意だといえること
・趣味は自分基準、自己満足でオッケー
・趣味のない人は一度自分の人生を振り返ってみましょう
この機会に今一度、自分基準でワクワクするものを探してみましょう。
きっと見つかったらこれからの生き方が少し変わってくるかもしれません。