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成功とは何か?人生を幸せに生きるために必要な考え方

成功とはなんなのでしょうか?

「何か大きなことを成し遂げる」
「多くのものを手に入れる」
「大金持ちになる」

いろいろな成功のイメージがそれぞれにあるでしょう。

ですが、それを成功の定義としたとして、
果たしてそれを成せた人は幸せに生きているのでしょうか?

「幸せに決まっているだろ!」

とツッコミをもらいそうですが、
必ずしも上記を満たした人が幸せとは限らないのです。

それはどういうことなのか?

「成功」「幸せ」についての疑問をひも解いていきたいと思います。

成功したら幸せになれるとは限らない

冒頭でお話した「成功」

大金持ちになったり、他人から羨ましがられる立場になれることを
「成功の証」として考える方も多いでしょう。

ですが、その成功を成し遂げるために、
本当の幸せを知らず知らずのうちに手放してしまって、
気付いた時には「建前の成功」と「虚無感」が残っただけ・・・という現実もあるのです。

物語でも「孤独に苦しむ大富豪」を題材にしたお話もよく聞きますよね。

つまり、豊かになる・成功する=幸せである
という図式は必ずしも成立しないのです。

幸せになるために成功したいのに、成功しても幸せになれないとはどういうこと?
願望は一通り叶ったのに、なんで心が満たされないのでしょう。

次の章で本当の成功と幸せについて述べます。

本当の成功とは

本当の成功とは=自分が現状に満足している・幸せであると感じることです。

・・・ん?どういうこと?
成功したから幸せになれるんじゃないの?
と思いますよね。

実はそれは真逆で、本当の成功者とは
自分の人生を幸せに生きている・他人に幸せを提供できる人のことを言うのです。

どんなに大富豪になっても、大きなことを成し遂げても、
その先の欲望ばかり見つめて
自分の人生に不満があればそれは成功とは言えません。

逆に、他人から見て所謂「成功した状態」とは思われなくても
「今自分の現状が幸せだ」と心から満足している人が本当の成功者なのです。

アメリカのハーバード成人発達研究は75年以上にわたり
ボストンで貧しく育った男性456人、ハーバード大を卒業した男性268人を対象に
血液調査・脳スキャン・アンケート回答などの活動を経て
「人生における幸福と健康」について調査・研究していました。

75年以上の研究の末に明らかになったのは
「より良い人間関係が我々の幸福度と健康を高めてくれる」というものでした。

老後の資金がいくら積み立てられた、投資が上手くいった、
ステージで講演や演説を行った、ブログの記事をどれだけ書いたか、
有名になった、フォロワーがどれだけ増えたか、
超優良大手企業に勤めて自分がどれだけの権力をふるっていたかetc・・・

そうしたことではなく、人生の幸福度や豊かさに関係する最大要因は「人の愛」が基本であるという結果が出たのです。

身近に頼れる人がいる環境下では神経の緊張もほぐれ、
脳の健康が保たれる期間が長くなり、
心と体にかかる負担を軽減できる効果があると研究の調査結果で実証されています。

逆に、孤独を感じる人は肉体的な健康が早めに衰え、
短命である傾向が強いことも結果として出ています。

また、この研究に関わった教授はこのように述べています。
「大切なのは友人の数が多いとか、交際関係にある相手がいるかどうかではなく、
身近にいる人たちとの関係の質なのだと。

本当の成功者とはお金や地位の高さではなく、心身ともに健康に過ごせ、
身近な人間関係を良好に築けた人なんですね。

幸せな人生を歩むために

それでは、本当の意味での成功者=幸せな人生を歩むためには
どうすればいいのでしょうか?

ネットで検索すると、
「幸せになるための11の習慣」
「幸せ体質になるための3つの習慣」等、
たくさんの簡単に実践できる方法が掲載されていますよね。

ですが筆者はとても大雑把のめんどくさがりなので、
できれば1つの方法だけで幸せになりたいと思います(←)

その方法は、ズバリ、「物事の良い面だけを見る!」です!

これ、自分の考えひとつ変えるだけで実践できるのでとっても簡単なようで、
実は結構難しかったりします・・・。

例えば、超激務で給料も少ない会社に勤務していた場合・・・
「忙しいのに給料も少ないし上司は圧力的だしもうこんな会社イヤ!」
と普通は思ってしまいますよね。

ですが「でも同僚は優しいし仕事の内容はやりがいがある、こんな自分を雇ってくれている」
というプラスの面に考えを持っていけるかでその後の仕事への姿勢も運勢も大きく変わっていきます。

マジでブラックで死にそうな会社の場合は転職するべきですが・・・
「自分なんかを雇ってくれる会社があるか分からないし・・・」と悲観的に考えるか
「今はどこも人手不足だし、前の会社でのスキルをきっと活かせる!」
とプラスに考えられるかで転職への足取りも違ってきますよね。

要はどのような状況でも「プラスの面に目を向けられるかどうか」が大事なのです。
些細な事でもこれを積み重ねていくと、人生に大きな変化が起こります。

かの偉人マザーテレサも

思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

という名言を残しています。
きっと一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

思考がプラスに働く人には、同じく思考がプラスに働く人間を引き寄せて、より良い人間関係を築くことができます。
これは「引き寄せの法則」の概念ですが、今回の記事では内容を省きます。

まとめ

・他人から見える「成功」をしても、幸せになれるとは限らない
・身近な人との深い人間関係が幸福と健康に作用する
・幸せになるための1つの方法は「どんなことでもプラス面に目を向けること」

カテゴリ: 人間関係