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周りに合わせず勉強するといじめられる理由とは

塾で学校の授業よりも先の勉強をしていること、ありますよね。

学校の周りの同級生が解けない問題が解けたり・・・。
みんなが知らないことを知っていたり・・・。

本当は褒められるべきことですが、
日本の学校ではこのように優秀な子がいじめにあうことが少なくないのです。

それはなぜなのでしょうか?
どんな立場の人間からいじめられるかによって分析したいと思います。

同級生にいじめられる場合の理由

勉強ができる子に対して同級生がいじめるのは、理由は簡単、「嫉妬」です。
勉強ができること=成績が良いことは、学校においての絶対的な評価基準です。

本当は褒められて賞賛されるべきことなのですが、悲しいことに、日本において飛び抜けて優秀な存在は叩いて引きづりおろして自分らと同じようにするという考えが横行しています。

現代に至っても島国根性は未だに残っており、どんな特徴だとしても集団の中で目立つ個人に対して
「あいつは自分たちと違う」と認識すると自分の存在理由の保身の為に排除しようとする心理があるのです。

ですが、脚が早い(かけっこが早い人)は同じように飛びぬけた能力のはずなのに、いじめられる傾向は少ないですよね。
どちらかというとクラスの人気者のポジションでいることが多い気がします。

これは、脚が早くても成績上で学校の評価にはあまり関係がないことが理由なのではと思いました。
(もちろん受験の際にはスポーツ推薦などもありますが)
そして、脚が早い=身体的能力が高い・力が強いという指標でもあるので、いじめたら返り討ちに合う可能性もあり、結果的に脚が早い子はいじめられにくい傾向なのかもしれません。(例外もあるかもしれませんが)

勉強ができる子はずっと机に向かっている「ガリ勉」のイメージで力も弱く感じますし、勉強ができる子はまず力で対抗する手段を選ぶ・とることが少ない傾向にあると思います。
「自分たちと違うし、いじめても返り討ちに合うことはないだろう」と。
「誰でもよかった」と言う通り魔が女性や子供、老人など結局自分より弱い人を選んで加害するように、いじめの対象も自分たちより弱いイメージを持つ人を選んでいるのです。

先生にいじめられる場合の理由

生徒を導くはずの教師が優秀な生徒に対していじめをするなんて
にわかには信じられませんが、悲しいことにそういうケースもあります。

その理由は「自分の価値観の範囲を逸脱している存在」を排除しようとする考えがあるからだと思います。
これは親にも言えることですが、
大人には「この年齢の子供はこのくらい」という自分で設けた基準・価値観を持ってる人が中にはいます。
その価値観は「みんなと同じ」であることを第一に考えているので
「この歳になったらみんなこれができるのに・・・」
「同級生のみんなはこうなのに・・・」という集団に対する同調圧力が基本にあります。

「みんなと同じでなければおかしい」
「この歳のクセにこれができるなんて生意気だ」

同級生からいじめを受ける主な理由は「嫉妬」とあげましたが、
どう考えても能力差がある大人からの迫害の場合は
「自分の価値観に当てはまらない・みんなと違うこと・生意気(癇に障る)」が主な理由と言えるでしょう。
根本的には同級生の場合もその理由に該当しますが。

自分より優秀な部下を持った上司が部下に対して「生意気だ」といじめるのと同じことです。

自分の能力を縮めず快適に過ごすためには

このように、日本は協調性という名で呼ばれる「同調圧力」によって
優秀な人、裕福な人を何かしらの方法で引きづりおろして自分のレベルにまで落とそう
もしくは潰そうという考えが多くあります。(自分は努力せずに、という怠惰的な点もポイントですね)

これは島国である故に根付いた考えなので、なかなか覆ることは難しいです。
これからも「自分たちとは違う人・自分より優遇されている人」に対しての迫害意識は根強く残っているでしょう。

ではそんな同調圧力のせいで個人の能力を縮めていいのでしょうか?
決してそうではないですよね。

まずそういう『排他的思考』を持っている時点でその人は現代では「時代遅れ」です。
こと日本においては、保身重視だった大手企業も経営不振になってしまったり、
永久就職という概念が無くなった今、「前例と同じままにする・みんなと同じ」でいるとゆくゆくは破滅します。
破滅しないためにはもっと個人の能力を認め、協力し、伸ばしていく価値観を広めることが第一です。

ですので、自分の能力が優秀という理由でいじめてくるような人たちの価値観に合わせる必要は一切ありません。
時間の無駄なので、出来ればとっととそのグループから抜け出しましょう。
今すぐに実行できない状況でも、その環境から抜け出すためにもっと自分の能力をあげていきましょう。

自分と同程度の能力を持った人たちのグループに属せば嫉妬によるいじめも減りますし、幸い自分の能力を認めてくれるおおらかな人たちの中で生活できれば、この上なく快適に過ごせることでしょう。

ですがそういう環境に身を置くには多少の運も必要なので、
難しいと思った場合は自ら起業したりするなどして、「自分のための生活環境を自分で作る」という発想もアリです。

インターネットが広く普及した現代では、無理に価値観の合わない人たちと過ごさなくても、個人が輝き生活資源を得られる方法はいくらでもあります。

『いじめられてそこから逃げる』のではなく『自らその世界にお別れする』だけで、あなたの生活はより快適に過ごせることでしょう。

まとめ

・同級生から優秀だからといじめられる理由は「嫉妬」
・教師から優秀だからといじめられるのは「自分の価値観からの逸脱」
・日本の同調圧力に屈して「みんなと同じ」でいることに甘んじているといずれ破滅する
・自分が快適に過ごすためには、さらに能力を伸ばし一刻も早くその集団から抜け出し、自分の為の環境を選び身を投じる、もしくは自ら構築すること

カテゴリ: 学校