なにげにスマホを見ていたら、面白そうなゲームアプリを発見!
気になるからインストールしたいけど、このアプリって安全なの?
あなたも一度は、そんな風に不安に思ったことがあるのではないでしょうか。
危険なアプリをインストールしてしまうと、自分はもちろん、スマホに登録されている友人や家族の個人情報まで漏洩してしまう危険性があります!
「たったひとつ、危険なアプリをインストールしてしまったせいで、大変な目に遭った」
こんなことにならないように、今回は、危険なアプリの簡単な見分け方をご紹介していきます!
人気のアプリなら大丈夫?
まず、人気のアプリは大丈夫!と思ってしまいそうですが、これは違います。
例えば、数年前に爆発的にブームになった『ポケモンGO』というゲームアプリがあります。
デベロッパ(開発元)は、Nianticです。
人気のアプリをインストールする前には、ゲームの名前とデベロッバが一致しているかどうかを確認することも大切です。
よく似た別の名前のゲームではないか、インストールする前に確認をしましょう。
同時に、アプリのダウンロード数や評価の内容を確認してみましょう。
人気のアプリのはずなのにインストール数が少ない場合などは偽アプリの可能性があります。
偽アプリの場合、評価の内容に「これは危険なアプリです!」などと忠告が書かれていることもあるので、参考にしてみてくださいね!
また、スマホを持っている人なら必ずと言っていいほど、多くの人が使っているLINEですが、これも危険な場合があります。
あなたは「LINEの出しているゲームだから安心」なんて思い込んで、適当にインストールしていませんか?
例えば、LINEがLIMEやL1NEなど、おかしなつづりになっていないかチェックしましょう。
人気のアプリだから大丈夫!という考え方は危険です。
人気のアプリだからこそ、よく似た危険なアプリが存在する可能性があるのです。
ほかにも、アプリをインストールした時に出る『アクセス許可』を、適当に許可してしまったことはありませんか?
例えばパズルゲームのアプリをインストールした時に、アドレス帳や位置情報へのアクセスを求められることがあります。
しかし、一度考えてみてください。パズルをするのに、アドレス帳を利用することはないはずですよね。
この場合にはもしかしたら、アプリからアドレス帳の情報が漏洩している、なんてことも考えられます!
他のアプリへのアクセス許可を求められた場合には、なぜ許可が必要なのか、しっかりと確認するようにしましょう。
アプリを使用していく中で、アクセス許可が不要だとわかった場合は、後から設定を変更することが可能です。
安全?危険?中国製アプリの見分け方
iPhoneとAndroidでは、iPhoneの方が安全という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは事実で、iPhoneとAndroidでは、アプリの登録の審査の基準が異なります。
iPhoneはAndroidに比べて審査の基準が厳しいため、安全度が高いという事になります。
ただし、iPhoneアプリは絶対安全というわけでもありません。
Androidに比べれば安全と言うだけで、iPhoneにも危険なアプリは存在します。
iPhoneでもAndroidでも、中国製アプリは危険度の高いものが比較的多い傾向があると言われています。
少し前であれば、アプリの説明を読むと日本語がおかしかったりして、比較的見分けはつきやすかったと思います。
しかし最近では、日本語はだいぶスムーズなものが増えてきています。
しかしそれでも、おかしな部分があったり、見たことのない漢字が使われていることが多くあります。
このような場合には中国製アプリの可能性が高いので、インストールするのはやめておいた方が安心です。
ただし、中国製のアプリがすべて危険とは限りません。
気になったアプリが中国製の可能性がある場合には、インストールする前に、そのアプリを提供している会社を調べてみてください。
提供している会社の他のアプリやホームページなどを確認して、安全そうであるか確認しましょう。
中国製でも安全なアプリは数多くあります。
危険なアプリ一覧
日本に先駆け、インドでは59のモバイルアプリの使用を禁止することが発表され、そのすべてが中国製でした。
2020年6月29日から禁止された59のアプリをABC順に並べました。
- A~C
APUS Browser、Baidu map、Baidu Translate、Beutry Plus、Bigo Live、Cache Cleaner DU App studio、Cam Scanner、Clash of Kings、Clean Master – Cheetah Mobile、Club Factory、CM Browers - D~L
DU battery saver、DU Browser、DU Cleaner、DU Privacy、DU Recorder、ES File Explorer、Hago Play With New Friends、Helo、Kwai、Likee - M~P
Mail Master、Meitu、Mi Community、Mi Video Call – Xiaomi、Mobile Legends、Newsdog、New Video Status、Parallel Space、Photo Wonder - Q~R
QQ International、QQ Launcher、QQ Mail、QQ Music、QQ Newsfeed、QQ Player、QQ Security Center、Rhareit、ROMWE - S~V
SelfieCity、Shein、Sweet Selfie、TikTok、UC Browser、UC News、U Video、Vault – Hide、V fly Status Video、Vigo Video、Virus Cleaner、Viva Video – QU Video Inc、Vmate - W~Y
WeChat、Weibo、We Meet、WeSync、Wonder Camera、Xender、YouCam makeup
上記以外にもインドでは、さらに使用禁止のアプリが追加されています。
そしてこれらは、禁止される国があるほど、危険な可能性が高いアプリであるという事です。
まずはこの一覧の中に、自分が使っているアプリがないか、チェックしてみてくださいね!
まとめ
新しいアプリをインストールする際には、以下の4点を確認しましょう!
- 「人気のアプリだから安心」は危険!
- アプリの「アクセス許可」は、適当に許可しない!
- 必ず公式な場所(iPhoneであればApp Store、AndroidならGoogle Play)からインストールする
- 中国製のアプリは危険度が高いことが多いと言われている
危険なアプリをインストールしてしまうと、自分はもちろん、スマホに入っている友人や家族など、みんなの個人情報を漏洩してしまう危険性があります。
また、架空請求をされたり、高額なアプリ内課金が必要となる場合もあります。
私たちの日々の生活に欠かせないスマホですが、危険も隠れていることを覚えていきましょう。
毎日安心して使うためにも、新しいアプリをインストールする際には、必ず安全な方法で行い、危険なアプリではないかを確認するようにしましょう!