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クリスマスツリーの木の育て方!種類も詳しく解説します!

クリスマスと言えば様々なオーナメントが飾られたクリスマスツリーが定番ですよね^^

家庭によっては小さい造花仕様のクリスマスツリーを飾ったり、
中には1mほどの大きさのクリスマスツリーを買って飾ったりするところもありますね。

ですが、「自分でクリスマスツリーを育てたい」と思ったことはありませんか?
よく新居を購入したり、子供が生まれたら記念として木を植えるご家庭もいますよね。

クリスマスツリーになる木を自分で育てて、
毎年その木を囲んで家族でクリスマスを祝う・・・。

考えるだけでとっても素敵です(*´艸`)

でもウチはマンションだから地面に木は植えられれないなぁ・・・
と思ったそこのあなたも大丈夫!

この記事ではお庭でも、お家の中でも楽しめる木について紹介します^^

ぜひ参考にしてみてください!

そもそもクリスマスツリーって何の木が使われているの?

クリスマスツリーには常に緑が茂っている常緑の針葉樹が使われます。

クリスマスツリーと言えば、まずよく耳にする「モミの木」を連想しますよね。
実はモミノキは環境に敏感で、育つとかなりの大木になるので移植が難しいのです。

日本でクリスマスツリーとして多用されているのはモミノキの仲間である「ウラジロモミ」「ドイツトウヒ(アカモミ)」というものがあります。

ウラジロモミは日本原産の木で、文字通り「葉の裏が白く見えるモミ」です。
表の緑と裏の白が相まって、全体的に雪がかかっているような、銀色に輝いて見えるきれいな木ですので人気が高いですね^^

【ウラジロモミの葉】

出典 庭木図鑑植木ぺディア

ドイツトウヒ(アカモミ)はドイツの名前が入っている通りヨーロッパで広くツリーとして使われている種類の木です。
こちらはウラジロモミと比べて生長が早く量産しやすいため、日本でも最も流通している種類かと思われます。

【ドイツトウヒの葉】

出典 庭木図鑑植木ぺディア
 

街でクリスマスツリーを見かけたら、葉の裏が白っぽければ「ウラジロモミ」
そうでなかったら「ドイツトウヒ(アカモミ)」かもしれません^^
(もしかしたらまた別の種類の木の可能性もありますが・・・)

クリスマスツリーを育てるなら・・・

家でクリスマスツリーを育てるなら、前述のウラジロモミドイツトウヒがおススメです。

どちらも長く付き合うと大木になってしまうので、庭に地植えするなら相当なスペースが必要になります。
ある程度の大きさに育てるなら管理しやすい鉢植えがおススメです^^

どちらの木も寒さに非常に強い木ですので、基本的には日当たり・風通しの良い屋外で育てます。
ですが逆に暑さに弱い種類の木ですので、真夏は直射日光が当たらないように日陰に移動し、暑さで乾燥しないようにに気を付けてください。

肥料はウラジロモミは特に必要ありませんが、ドイツトウヒは新芽の時期に緩効性肥料をあげてください。
どちらも病気・虫の害の心配はあまりない種類なので安心です^^

【栽培スケジュール】

3~4月・9~10月に苗・容器・土を用意し苗植えをする

②水やりは夏場は土の表面が乾いたらたっぷり冬場は間隔を空けて控えめに

③自然にカタチが整うので特に剪定をする必要はないが、邪魔な枝がある場合は秋~冬の間に切る

④根で鉢がいっぱいになったら鉢を大きいものに植え替える
※鉢を大きくしたくない場合は根を少し切り落として新しい用土を加える

○鉢の大きさの目安○
 【木の大きさ】     【鉢の大きさ】 
 1.0~1.2m前後    直径40cm以上
 1.5~1.8m前後    直径50cm以上
 2.0m          直径60cm以上

また、クリスマスの時期になって室内に運んで楽しむ場合は
部屋の暖房による乾燥にも注意してください。
クリスマスの時期が過ぎたら屋外に戻してあげましょう(´・ω・`)

他に育てやすい木はないの?

もっと手軽に育てたいしクリスマスツリーっぽかったら何でもいい
という方には「コニファー」がおススメです^^

コニファーにも種類がたくさんあるのですが、
一般的には「ゴールドクレスト」や「ウィチタブルー」などが広く知られています。
ホームセンターや園芸店でも気軽に購入できますよ。

 

【ゴールドクレスト】

出典 http://www.angelohomeblog.com/2010/11/my-swell-holiday-stuff.html

【ウィチタブルー(中央)】

出典 https://www.willgarden.jp/shouhin-plants-wichitablue.htm

↑住宅展示場なんかに行くとこんな植物をよく見かけますよねw
コニファーはシンボルツリーとしてとてもポピュラーな植物なのです^^

育て方は前述のウラジロモミ等と同じで日当たり・風通しの良い屋外で育てます。

葉先が乾燥しやすいので乾いて茶色になってしまった場合はカットし、
色の変わっていない元気な葉を残しながら育てましょう!

また、ゴールドクレストは葉の広がりも程よく色の種類も黄色から濃い緑と幅広く美しいので人気の木なのですが、
いかんせん基本的に日本の気候に合っていないので管理が大変なんです・・・。

同じコニファーの仲間でもウィチタブルーはゴールドクレストと比べて葉の広がりもスリムで
緑黄色の鮮やかさはありませんが、銀色をまとった姿が美しく、管理もゴールドクレストに比べて育てやすいので人気があります。

迷った時は専門店のスタッフさんなどに詳しく聞いて検討してみてください^^

まとめ

・クリスマスツリーとしてポピュラーなのは「ウラジロモミ」「ドイツトウヒ」
・育てる際は周辺の環境・暑い時期の管理に注意
・もっと手軽に育てるなら「コニファー」がおススメ!

特に「クリスマス!」というこだわりもなく
実益を兼ねた植物を育てたいなら
個人的にローズマリーもおススメです^^

ハーブなので香りも良く、花も咲き、料理にも使えます。

ぜひご家庭に合った木を見つけて、
あなただけのクリスマスツリーを育ててみてくださいね♪

カテゴリ: 風習