口笛ができない人の原因とは?上手い人はこうやっている3つのコツ

姪っ子ちゃんが「口笛って、どうやったらできるの?フルートできるからできるでしょ?」と突然質問してきました。

口笛とフルートは全然違いますけど、腹式呼吸が大切なのは似ているのかも知れません。口笛なんてできなくてもいいと思うんですが、しつこく聞いてくるので教えてあげよう!

…と思ったのですが、口笛は小さいころから自然とできる派なので、いざ教えようと思っても上手く伝えられない…。

「口をすぼめて、息はくの。」と言ってみましたが、「だから、それじゃできないから聞いてるのに。(怒)」そ…そうだよね…。

あるアンケートによると、子どもころから口笛ができない人って、30%ほどいるそうです。意外といるんですね。

口笛のコツって、なんだろう?

もう一度、姪っ子ちゃんの口笛を見せてもらったところ、なんだか口の形がそもそも違うような気がするし、口の形がどんどん変わってるような…。それと舌の位置や形も重要な気がするけど、見えないんです。

今度は自分で、意識しながら口笛をふいて、コツを考えてみます。

  1. 口の形は、強めに「うーーー」か「ひゅーひゅーひゅー」っという感じで狭める。
  2. 舌の先を下の歯の付け根に押し付けて、動かさないようにする。
  3. 口の中が狭くなるように、舌と口の上(上あご)で調整する。

口笛ができない時にチェックすることは?

コツをわかりやすく説明したつもりですが、まだ姪っ子ちゃんの口笛はならず…。もう一度、よ~く見てみると…

①:口の形はいい感じだけど、上下の歯の間があき過ぎているかも知れません。ちょっとだけ口というか、空気が出る隙間を調整しました。

②:次は、舌の形です。ある程度の強さで舌の歯につけると、自然と舌が折りたたまれたような、L字っぽい形になり、同時に口の中が狭くなるはずです。口笛ができない人は、舌の押さえつけが弱いのかも知れません。

この修正をした時点で、やっと姪っ子ちゃんの口笛は「ひゅえー…」みたいな、ちょっとだけだけど、思わず笑っちゃうような音がでました。

小さな子には、特に呼吸も大切かも

姪っ子ちゃんの「ひゅえー…」っていう口笛の音色は、明らかに吐き出す空気の量が少ない&安定していないことが原因のようです。まぁ、そこは吹いて鳴らす楽器と同じです。

胸から吐き出す空気は、量が少ないだけでなく安定していません。おなかから出す空気なら、量も安定もOKなはず。でも、「急におなかから息出して!」っていう腹式呼吸は、なかなかできないのもわかるんです。

口笛から一旦離れて、腹式呼吸のコツをつかむほうがいいでしょう。横になって、膝を立てて、おなかに軽く手を置いて、リラックスしてゆっくりと、おなかに空気をいれようと意識しながら呼吸をします。空気を吸った時におなかが膨らみ、吐いた時におなかがへこむのを確認しながら練習をするといいですよ。

これ、私が小学校3年生ではじめてフルートを習った時に最初にやった腹式呼吸の練習です。

姪っ子ちゃんの口笛は、「ひゅー」っと音が短いながらも、ちゃんとでるようになりました!

突然、口笛ができなくなった大人のあなたは…

それは…聞きたくないかも知れませんが…「老化」の可能性が高いです。口笛には意外と、口の周りの筋肉(口輪筋)を使うのです。

老化で筋肉が衰えてきているのかも知れません。そうだとしたら、顔のたるみやほうれい線が最近みられるようになったのではないでしょうか?

逆に言うと、口笛は口の周りの筋肉の運動にもなります。ほうれい線が気になる人は、暇な時に口笛をふくのもいいのです。

同時に目を大きく見開いたり、上下左右に眼球を動かしたりなど、意識して他の顔の筋肉も動かせば、顔全体のたるみ防止や美肌にまでつながります。

まとめ

口笛なんて簡単じゃない! という人ほど、口笛を人に教えるのは難しいかも知れません。

まとめると…

・口笛のコツは

  1. 口の形は、強めに「うーーー」か「ひゅーひゅーひゅー」で狭める。
  2. 舌の先を下の歯の付け根で固定する。
  3. 口の中が狭くなるよう調整する。

・それでもできない時には、歯と歯の間があきすぎていないか? 舌を強く下の歯に押し付けているか? 舌がL字型、折りたたまれたような状態になっているか? をチェック。

・それでもダメなら、腹式呼吸ができていないのかも。

・大人になって口笛が出来なくなった人は「老化」の可能性アリ。

・逆にいうと、口笛は「老化」防止に効果アリ。

一日10分くらいなら口笛をふく余裕がありそうなので、アンチエイジング目指して、今日から頑張ります!!

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