ほとんどの衣類はタンブラー乾燥禁止?どうやって乾燥させればいい?

妹に言われるまで、ほとんどの衣類が「タンブラー乾燥禁止」や「タンブラー乾燥を避けてください」だなんて全く知らなかった私。ガサツなので、洗濯物は全て家庭用乾燥機で乾燥させていました。

「タンブラー乾燥禁止って書いてあるでしょ?」

「え? そもそもウチの乾燥機は、タンブラー乾燥なの?」

気にしたことがないので、何も知りません。笑

いい機会なので、タンブラー乾燥についてまとめていきます!

タンブラー乾燥って、どういう意味?

タンブラー乾燥とはドラム式の乾燥機で、回転しながら洗濯物をほぐしつつ、温風で洗濯物を乾かす乾燥方法のことです。

私的にはタンブラー乾燥といえば、プロのクリーニング屋さんが使う乾燥機やコインランドリーにある大きな乾燥機のことを言うんだとばかり思っていました。

コインランドリーにも小型の乾燥機あるよね?とツッコまれると…弁解の余地がないのですが…。

最近では、家庭用の洗濯機でもドラム式洗濯機が出回っていて、そんな機種を買う人は洗濯→乾燥まで一気に済ませられるところが気にいっているのではないでしょうか?

それもドラム式でグルングルン回しながら乾燥させるので、タンブラー乾燥になります。

タンブラー乾燥以外の方法は?

そうなってくると、洗濯物の乾燥方法は自然乾燥以外で、タンブラー乾燥に当たらない方法ってあるのかしら?と思ってしまうのですが、冷静に考えれば「あり」ます。

  1. 浴室乾燥機で乾燥させる
  2. 除湿機の衣類乾燥モードや衣類乾燥機を使って乾燥させる
  3. 縦型洗濯機の乾燥モードを使って乾燥させる

くらいでしょうか?

タンブラー乾燥禁止とか避けてくださいの衣類は、この①②、または自然乾燥するのが正解なんですね。

③は熱風を使い、回しながら乾燥させるので、向きが縦だからと言っても、タンブラー乾燥禁止やさけてくださいの衣類には使わないのがいいでしょう。

自然乾燥・①②どれも、タンブラー乾燥のように速攻仕上がるってことはないです。

タンブラー乾燥がダメな理由

ここで気になるのが、「避けてください」の表記です。禁止とは言ってないってことは、場合によっては、タンブラー乾燥を使っても大丈夫なこともあるということですよね?

タンブラー乾燥なダメな理由は、それぞれの衣類によって違いがあるとは思いますが、一般的にはどういうことなのでしょう?

  • 型崩れしてしまうから
  • 縮んでしまうから
  • ボタンやビーズなどの装飾がとれてしまう、傷がついてしまうから
  • 風合いが損なわれるから

衣類の素材の特性を見極めて、型崩れしてもいいもの、多少縮んでもいいもの、装飾品がついていないもの、風合いがあまり関係ないカジュアルなものは、覚悟を決めたうえで「スイマセン…タンブラー乾燥を避けられませんでした…」って、タンブラー乾燥を使ってしまうのも手ですね。

ちなみに、ほとんどのものをタンブラー乾燥させていた私ですが、シフォンやシルクは熱で溶けてしまいそうなので、入れたことはないです。

それなりに素材を見るのは大切かも。

『タンブラー乾燥禁止表示の毛布も乾かせます』

先ほど、ウチの洗濯乾燥機の取扱説明書を引っ張りだしてきたところ、毛布に限ってですが、タンブラー乾燥禁止のものでも、種類によっては乾燥できますとあります。

家庭用のタンブラー乾燥機は、最高温度が業務用に比べて全体的に低いこと、特にウチにあるようなヒートポンプ式は比較的低温なので、禁止でも乾燥させることができるようです。

ガサツな私にとっては、この説明書があったことは、避けてください。の表示の場合には、だいたい家庭用タンブラー乾燥機はいけるのでは? と思ってしまう根拠になりそう。

ただ、衣類が傷んでしまうのは確実ですので、避けてくださいや禁止の衣類をタンブラーで乾燥させるのは、あくまでも個人の判断でお願いします。

縮んでしまった衣類、シワになってしまった衣類はどうする…

乾燥機愛用の私の経験から言えば、乾燥機で縮んでしまった衣類を元に戻すのは、ほぼ不可能です。

でも、シワになってしまった衣類は、まだ救うチャンスがあります。

①当て布をして、低温アイロンで丁寧にシワを伸ばす

ただし、熱に弱い素材の場合には、焦げたり溶けたりする可能性があるので、十分気をつけましょう。

②アイロンでもダメだったり、全体的なひどいシワの場合には、個人経営のクリーニング屋さんに一度相談してみる

これも確実にシワのばし可能とは言えませんし、費用が結構かかる場合が多いです。

あくまでも、どうせダメになってしまった衣類が元に戻るならラッキー。との軽い気持ちでやってみましょう。

大切なものは、タンブラー乾燥はダメです。笑

まとめ

なんでもタンブラー乾燥してましたが、それなりに困っていなかった私ですが、いろいろ決まりがあったんですね、本当は。

まとめると…

■世の中の乾燥機は、たとえ家庭用でもほとんどがドラム式で回りながら乾燥させるので「タンブラー乾燥」に該当します。

■「タンブラー乾燥」以外の乾燥方法は、自然乾燥・浴室乾燥機・除湿機の衣類乾燥モードにするのが正解です。

■タンブラー乾燥がダメな理由は、・型崩れしてしまうから・縮んでしまうから

・装飾がとれてしまう、傷がついてしまうから・風合いが損なわれるから。覚悟の上なら、避けてくださいの衣類には、タンブラー乾燥を使うのもアリかも知れません。ただし、自己責任でお願いします。

■タンブラー乾燥で縮んでしまった衣類は、ほぼ元には戻らないが、シワになってしまったものは、①当て布+低温アイロン ②プロのクリーニング屋さんでもとに戻る可能性もあります。

アイロンやクリーニング屋さんへの手間やお金を考えると、初めから表示を確認して、ちゃんと指示に従うというのが、さすがの私も正しい気がしてきました。

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