ささくれは親不孝?4つの原因と簡単な予防法でおブスな指先脱出

「ささくれは親不孝!」と言われています。うーん…確かに…あんな小さいささくれなのに、あんなに痛いのはお仕置き?!と思ってしまいます。でも「ささくれ」は、小さな子供だってできるのに、親不孝って…。

ささくれの痛みは意外と気になるし、赤く腫れたおブスなささくれ指先ではテンションが下がります。

男性でも、営業職の方は指先まで磨いてる人もいるのに、ちょっとはずかしい私のささくれ指先。ちゃんと原因を探って、おブスなささくれ指先をなんとかしたいと思い立ちました。

まずは原因をちゃんと理解して、痛いささくれをどうやって予防できるかまとめます。

あなたのささくれの原因はどれ?

◆爪をかむ

これは、簡単に予想がつく原因でありながら、癖なだけに直すのがなかなか難しそうな原因です。

爪を噛むと、唾液が指先に付いてしまって、必要な油分や保湿成分が乾いて失われてしまい乾燥状態に陥ってしまうのが、ささくれの原因になります。

◆家事

ささくれに悩む大人の女性に一番多い理由です。家事では、掃除・洗濯・洗い物だけでなく、料理にも水は欠かせないもの。特に、寒い時期や油の多い洗い物はお湯を使うこともあり、指先の油分まで一気に奪っていきます。

さらには、今の食器洗剤はとても高性能で殺菌作用まであるものも多く、その成分がまた指先にはよくないんですよね。

家事の最中は、一度指先が濡れて乾いてまた濡れて…を繰り返します。水分が蒸発していく過程に、指先の必要な水分までどんどん奪っていって、ますますささくれ一直線…。

◆ネイル

おしゃれな女性は、日常的にネイルを楽しむ人も多いはず。ネイルで一番のささくれの原因になるのが、爪の甘皮を処理してしまうこと。本来、甘皮には爪が乾燥するのを防ぐ&指先への刺激を和らげる役割があるのです。甘皮がないと乾燥だけでなく、刺激からの大きな負担が指先にかかってしまいます。

また、多くのリムーバーに含まれる「アセトン」という成分もささくれの原因になります。アセトンの元々の働きには、油分を分解してネイルカラーやジェルを取り除く作用があります。これが、ささくれを起こしやすくしてしまうのです。

◆デスクワーク

長時間のタイピングは指先に直接刺激が加わり、乾燥につながってしまいます。先に述べたネイルケアで甘皮の処理までしていれば、なおさらのこと。

長時間タイピングするということは、同時にパソコンの前に長時間座ったままでいることにもなります。同じ姿勢のままで体全体の血流が悪くなってしまいます。血行不良は体の先端から症状が出るので、ささくれはそんな血行不良のサインかも知れません。

ささくれの予防

◇ハンドクリームやハンドオイル、

ささくれの原因の多くは、乾燥と水分にあります。まめにハンドクリームを塗るのは、意外と効果があります。水を触るたびにハンドクリームを塗れるのが理想ですが、なかなかそうもできないですよね。

水を使うキッチン、バスルーム、トイレなどいろいろな場所に置いて、すぐに使えるようにセットしておくのがまめに塗るコツ。ベッドサイドにも置いて、寝る前に塗るのもいいですよ。

高価なものをけちけち使うより、ベーシックなほどよいお値段のものをしっかり使うのがオススメです。

◇いつでもどこでもハンドマッサージ

ハンドマッサージで手・指先の血行を良くすることは、乾燥対策になり、ささくれ予防にも効果的です。デスクでもどこでも、いつでもさっとできるのもいいですよね。クリームやオイルをつけてマッサージすると、さらに効果がアップ!

  1. 両手の指を交互に、付け根同士をしっかりと組み合わせる(お祈りの時のような組み合わせ方)
  2. 手をねじるようにしながら、指を引き抜く
  3. 手の指1本をもう片方の手を筒状にして根元から包むようにつかみこむ
  4. つかんだ指を回転させながら、痛気持ちいいくらいの力で、コリをほぐすようなつもりで引き抜く

これを何セットか繰り返すと、指先から手全体がほかほかしてくるはず。血行が良くなった証拠です。特に女性は、指先から冷たくなっている人も多く、指先から血行改善すると全身の血行にもいいですよ。

◇肌と血行にいい栄養素

ささくれの予防のために、意識して取り入れたい栄養素が2つあります。

①ビタミンA

ビタミンAの中のレチナールは、粘膜や上皮細胞の機能の維持に大切な成分です。

もかかわっています。豚、牛、鶏の肝臓に多く含まれます。ホルモン系が苦手な人には、うなぎやいか、たまごの白身やバターなどの乳製品がオススメです。

②ビタミンE

自律神経に働きかけることで、血行の改善を期待できます。すると、冷え性も改善され、ささくれの予防にもなります。ビタミンEを摂取しやすいのは、油脂類。さっと食べれるアーモンドやひまわりの種などの種実類もオススメです。たらこやいくらなどの魚卵や肝もビタミンEが豊富ですよ。

◇家事の時ゴム手袋

水や洗剤を直接触るのを避ける方法です。ゴム手袋をする前にハンドクリームを塗ると、浸透しやすいので一石二鳥です!

まとめ

いかがでしたか?小さいのに痛いし、親不孝だと言われるし、おブスな指先になるし…いいことがないささくれ。しっかりケアして、ささくれを作らない指先にしましょう。

まとめると…

ささくれの原因

  • 爪をかむ
  • 家事
  • ネイル
  • デスクワーク

ささくれの予防

  • 乾燥対策:ハンドクリームやオイル
  • 血行改善:ハンドマッサージ
  • 血行改善と美肌:ビタミンAとE

ちなみに、ビタミンEはしみやしわにもいいんですよ。

ささくれから解放されて、指先からキレイになりましょう。

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