毎日お役立ち情報局

暮らしや生活のお役立ち情報満載!

おもしろ雑学

ムカデはつがいで行動するって本当!?知られざるその習性について

ムカデ・・・百足・・・蜈蚣・・・。

私の実家はムカデ王国です。木に囲まれた湿気もある田舎の一軒家なので、ムカデには最適な環境なんでしょうね。でっぷりとしたムカデが家の中を徘徊しています。

一度は夜中に父のパジャマの中を散策していたそうで・・・。幸い咬まれなかったのですが、聞いている私もゾッとしました。

ムカデはその毒々しい姿もさることながら、獰猛な性格で動くものを片っ端から襲います。

その上「ムカデはつがいで行動する」とか、「1匹いると必ずもう1匹もいる」という噂まで。あんなの2匹もいたら大変!!その噂は本当なんでしょうか!!

今回は恐るべしムカデの習性についてのお話です。

スポンサーリンク

ムカデの生態

私も庭仕事中によくムカデに出くわします。

鉢の下とか草の陰とか・・・。割とジメジメして暗い所が好きみたいですね。

でもね、実は私、ムカデが2匹でいる姿を見たことがないんですね。だからあんまり噂を気にしてなかったんですが、もし本当だったら・・・どうしよう・・・。

結構身近な生き物なのに、よく考えるとあまりムカデを知らないというか・・・知りたくないというか・・・。

ムカデってどんな生き物で、どんな生活をしてるんでしょう?

知ってると予防できることもあるかもしれませんよね。

ムカデは昆虫じゃないよ

ムカデは厳密に言うと昆虫ではないんですね。

昆虫の基本の定義は「足が6本で、4枚の翅、頭・胸・腹の3部構成」です。

あちゃ~。ムカデは色々多過ぎますね~。ムカデの足は種類にもよりますが、21対から多いと173対。何だか中途半端な数な気が・・・。

漢字だと「百足」ですが、ちょうど100本のムカデはいないんです。不思議ですね~。

で、体の1節ごとに1対ずつ足がついてます・・・。

ああ、背中が寒くなってきた・・・。

ムカデは昆虫ではないけれど、でも日本には「虫」っていう便利な言葉があり、ムカデもこの中に入ってます!

江戸時代くらいにはヘビ、ミミズ、ナメクジ、カタツムリと現代でもお馴染みのものに、エビ、カニのような小動物も虫に入っていたようです。虫の仲間はとても多かったんですね。

しかもムカデは寿命が大体5年から7年。長いと10年くらい生きるそうで。案外強い生き物なんですね。

ムカデの行動力のすごさ!

ムカデの特技は素早く進むこと。それによっぽどツルツルした素材でない限り、よじ登ることができるんです。そして小さな穴からも侵入可能。

実は父も2階に寝ていたにもかかわらず、ムカデの訪問を受けました。

後に天井にあった小さな穴を塞ぎ、狩人気質の私の猫を連れてきたことにより、家の中で出くわすムカデの数は激減したそうです。

しかしムカデが怖いのは、その姿だけはありません。そう、恐ろしいのはムカデの毒。

ムカデは喧嘩っ早い性格をしています。更に「決して後ろに下がらない」というところから、戦国時代にはそんな勇敢な姿にあやかろうと、色んなものにムカデのデザインを採用していました。

とてもポジティブな目でムカデを見ていたんですね。

私・・・あの姿は、デザインにしてもちょっと背中がザワザワするわぁ。

ムカデの毒

ムカデが襲うのは食用の小動物だけではありません。人間にも果敢に挑んできます。

ムカデの恐怖は何より咬害ですね。色んな場所にこっそり潜んでいるんで、咬まれる人も多いことと思います。

しかもムカデには毒があり、これがこれまた危険なんです。

ムカデの毒は蜂のモノと成分が似ています。咬まれるとまず激痛だそうです。そしてしびれて、赤く腫れあがってきます。ひどい場合頭痛やめまい、嘔吐まで引き起こします。

毒の量としては少ないのに、この効果・・・。

そして何より怖いのはアナキラフィシーショックです。小さなお子さんは免疫力も弱く痛みにも敏感ですから、刺された場合は病院に行くことをオススメします!

そんなムカデがつがいで行動していたとしたら・・・。夜中に1匹見つけた場合、もう1匹見つけるまで眠れないじゃないか !!心理戦まで使うのか!ムカデよ !!

ムカデは本当につがいで行動するの?

さてムカデがつがいで行動するという噂は、本当なのでしょうか?

単なる噂であって欲しい!そう思うのは私だけではないはず!

つがいでは行動しないが・・・  

結論から言うと、ムカデはつがい=カップルでは行動しません。雄と雌は生殖行動時期にごく短い期間一緒にいるだけだそうです。

獰猛な性質上、あまり一緒にいられないのかもしれませんね。ちょっと安心しました。

でも孤独な生き物なのか・・・と思うと、切ない気もしてきます。

フランス人が1人「ムカデのカップルはどうやって腕を組んで散歩するの?」と、ネット上でファンタジーな質問しているのを見ました。

残念ながら、カップルで過ごすのはごく短い時間だけみたいですよ。

でも2匹並んで仲良く歩いている姿を想像してみて下さい。何とも微笑ましく・・・・なれないのがムカデですね・・・。

カップルでは行動しないムカデ。でもね、ムカデの生態を調べてみると、別の可能性も浮上してくるんですよ。

ムカデの1年

ムカデの1年は大体春から秋が活動期で、冬は土の中で冬眠しています。

5月~6月にかけて生殖活動期で、その後猛暑の8月はちょっと活動が控えめに。

そして9月~10月には子ムカデが元気に動き始めます。

そして11月には冬眠に入るというのが、ムカデの1年のサイクルです。

ここで知っておきたいのが、ムカデの子育てについて。

要注意 !ムカデの子育て

ムカデは雌が1匹で育児に携わります。子ムカデが生まれるまでの約1ヵ月間、母ムカデは飲食ナシで卵を抱えます。

もし卵が散らばっても、またひとつひとつ抱えなおして、丸くなって守るんです。

その姿には相変わらず背筋が寒くなりますが、何だか涙が出そうにはなってきます!何て健気なのっ!

しかし問題はその後、子ムカデが卵から孵っても独り立ちするまでの約2ヵ月間を、母ムカデは一緒に行動するんだそうです。

卵を大切に守っている分孵化率も高く、子ムカデの生存率も高いはず。取り敢えず家の中で子育てはやめてね。

でもちょっと待って!ということは、つがいでは行動しないけど、母子では行動をするっていうことよね!しかも2匹じゃなくて複数匹の可能性もあるってことよね!!計算すると初夏辺りがが危険ですね・・・。

恐らくつがいで行動するという噂は、ここから来ているのではないかと思われます。体の大きさも違うだろうから、余計つがいに見えるのかも!

ムカデが一緒に行動している可能性が出てきましたね。

噂の真相!その他の説

「むかではつがいで行動する」の噂の出所には、もう2つ説があるんです。

1つ目の説

1つ目は「偶然別のムカデと一緒にいた所を目撃した」説。

ムカデに最適な環境であれば、複数匹生活をしていても不思議はありません。で、たまたま一緒になったご近所さん同士を人間が見て、「まさか、つがい !?」というスキャンダルになったというもの。

2つ目の説

2つ目は、「ムカデが出すフェロモンのようなもので、別の固体が寄って来る」説。

例えばムカデを退治したとします。足でグシャッとか、物でグサッとか。そうするとムカデからフェロモンのような臭いが出て、他のムカデを呼び寄せるらしいんです。

ただこういう緊急事態の場合、危険の知らせを受けて他のムカデが遠くへ逃げて行くというのは分かる。でも寄って来るのはなぜでしょう。

「よし !エサが増えたぞ !!」と食べに来るのか・・・それとも「おのれ、よくも仲間を !!復讐戦だ !!!」という事か・・・。

いずれにしても噂の真相にしては、少し説得力にかける気がします。

こうして見てみると、身近な生き物なのに知らないことが多いということを実感しますね。

まとめ

「ムカデはつがいで行動する」「1匹いると必ずもう1匹いる」という噂は本当なのでしょうか。

結論は「ムカデはつがいで行動する習性はない」です。

ただ火のない所に煙はたたない!必ず噂になる根拠があるはずです。

考えられるのは3つ。

  1. 母ムカデは孵化した子ムカデが独り立ちするまでの約2カ月、子ムカデと一緒に行動することから。
  2. たまたま2匹いるところを見かけるのが多いことから。
  3. ムカデは退治されると、フェロモンのような臭いを出し、これで別のムカデが寄って来ることから。

私としては①と②が有力なのではないかと思います。

でもつがいでなかったにせよ、ムカデが一定の期間一緒に行動している可能性はがあります。家の中への侵入をなるべく妨げる工夫が必要そうですね。

私も気をつけようっと・・・。

スポンサーリンク

-おもしろ雑学