子供の鼻血、正しい止め方はこれです!9割の人が勘違いしていること

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朝起きた時や遊んでいる時など、ふと子供を見ると・・「あっ!!鼻血が!!」なんてこと、よくありますよね。

だらだらと流れ続けているのを見ると、何とか出てくるのを止めようとして、ついオロオロと焦ってしまったり・・。

私の息子も鼻血を出しやすいタイプのようで、何の前触れもなく突然出血して、よくびっくりさせられます。当の本人はケロッとしていて、とても落ち着いているんですけどね。

そんな子供の突然の鼻血、皆さんはどのように止めていますか?

その止め方、本当は間違っているかも・・!?

今回は、正しい鼻血の止め方について、お話していきたいと思います。

子供はよく鼻血が出るのはなぜ?

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子供が鼻血を出しやすいのは、大人と比べて鼻の粘膜が弱いからという事が主な原因と言えます。

粘膜が弱いという事は、少しの刺激で傷がついてしまうということですね。

特にアレルギー性の鼻炎などがある場合は、鼻がかゆくなることがよくあるようなので、どうしても気になっていじってしまうんです。

こうして鼻の中に傷をつけてしまい、出血してしまうんですね。

その他には、暑い時に血管が拡張して切れやすくなり、結果出血しやすくなってしまうということもあります。

ほとんどが鼻をいじりすぎたことによる出血なので心配いりませんが、稀に病気が隠れているということもあるので、お子様の様子をよく見ていてあげましょう。

正しい鼻血の止め方って?

鼻血を止める方法と言えば、よく言われているのが「上を向いて、首の後ろを叩く」というものですよね。

皆さんも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

私も子供の頃、学校で鼻血を出している子が先生にそう言われているのを見たことがありました。

昔は割と「常識」とされていた対処法ですが・・

これって実はやってはいけないことだったって、知っていましたか?

まず、「上を向く」というもの、これは鼻から出た血が喉に流れて飲み込んでしまう事になります。血液を飲み込むと、吐き気を催すことがあるのでやめたほうがいいでしょう。

間違って気管に入ってしまうこともあるので、鼻血が出た時は上を向かずに、下を向いてじっとしていて下さいね。

そして、下を向いたまま鼻をつまんで下さい。

だいたい5~10分くらいは押さえておきましょうね。

小さいお子様の場合、無理に鼻をつまむと嫌がってしまうこともあるので、その時は出血している方だけを押さえてあげて下さい。

じっとしているのも飽きてしまうでしょうから、本を読んであげたり、テレビを見せてあげるなどして気を紛らわせてあげて下さいね!

ほとんどの鼻血がこうして押さえているだけで止まりますが、眉間やおでこの辺りを冷やすと血管が収縮して止まりやすくなるので、やってみてもいいかもしれませんね。

そして、「首の後ろを叩く」というものですが、これは何の意味もないようで、全くやる必要はありません。

その他によくやってしまいがちなのが、「鼻に中にティッシュを詰める」ということ。

でもこれ、やってはいけないんですよ。

ティッシュが鼻の中にくっついてしまい、取り出す時に傷つけてしまうことになるんですね。これがまた出血の原因になってしまうんです。

どうしても・・という場合は、柔らかい綿やガーゼなどを使うようにしましょう。

私も流れ出ているのを見るのが怖くて、ついついティッシュを詰めてしまいます。(子供はひどく嫌がりますが・・)

なるべく奥には入れないようにしていますが、本当は良くないんですよね。今後は気を付けようと思います・・。

鼻血が止まった後に気を付けること

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やっと止まった鼻血が再び出てきてしまわないように、激しい運動は控えるようにしましょう。血圧が上がると、出血しやすくなるので注意して下さい。

お風呂もぬるめのものがいいでしょう。

そして、固まったばかりのかさぶたが取れてしまわないように、鼻の中を触らないように気を付けてあげましょうね。

 

  • 下を向いて5~10分鼻をつまむ!
  • 眉間やおでこを冷やす!
  • ティッシュは入れない!
  • 首は叩かない!

子供の時によく鼻血を出していても、大人になって粘膜が強くなると自然に出なくなっていきますので、心配いらないでしょう。

でも、一度に大量に出た時や、いつまでも止まらない時は放っておかずに病院で診てもらいましょうね。

どうしても焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いて正しい処置をすることが大切です。

私もこれからは焦らず、ケロッとしている子供を見習って落ち着いて対処したいと思います!

皆さんもぜひ、この正しい鼻血の止め方を参考にしてみて下さいね!

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