バナナは冷蔵庫で保存が最強!長持ちのポイントと保存期限の目安

日本の食卓で1番よく食べられている果物、第1位がバナナだということ、ご存知でしたか?平均して、日本人は1年間に、8キロものバナナを消費しているそう!

実際にスーパーのバナナ売り場へ行ってみると、ブランドバナナ、国産バナナなど、バナナだけで8種類もあって驚いてしまいましたが、結局私が買ったのは、1房(5本)、130円のお買い得バナナでした。笑

我が家はみんなバナナが大好きで、まるまんま1本食べることもあれば、カットしてヨーグルトにのせたりもします。

ちょっと余った時は、バナナチップにしてみたり、バナナマフィンを作ったりするのですが、バナナが好きなだけに、家族それぞれ特売バナナを買って来てかぶってしまったり、思った以上に暖かくなって、バナナがどんどん茶色くなってしまったり……

冷蔵庫で保存もできないし、とてもバナナチップやマフィンとして消費できる量じゃない!

でも、バナナは本当に冷蔵保存できないのでしょうか。あっという間に茶色くなってしまうのなら、冷蔵庫で保存して長くおいしく食べたいですよね。

そこで今回は、バナナの冷蔵庫での保存について、詳しくご紹介します!

バナナを冷蔵庫で保存!ストップ!ただ入れるだけではだめなんです!

バナナは収穫後も呼吸を続けています。
バナナの「体内」ではエチレンガスが生産され、吐き出しているのです。

このエチレン、果物の呼吸を増進させることで、デンプンを糖に変えて甘くし、果肉を成熟させる働きを持っているんです。エチレンの作用によって成熟したバナナですが、エチレンの作用によって、今度はどんどん茶色く痛んでいってしまいます。

皮が茶色くなるのは、バナナの「老化現象」であると言われています。

バナナは13℃以下になると、エチレンを放出しなくなり、成熟がストップします。なので、バナナをそのまま冷蔵庫へ入れると、低温障害を引き起こしてしまうのです。

低温障害を起こしたバナナは、皮の色が茶色を通り越し、黒くなってしまいます。ちなみに、低温障害を起こして皮が真っ黒くなったバナナですが、食べて体に悪い影響はありません。

しかし果肉に酸味が出てしまい、甘さもなく、おいしくないです。

え?やっぱり、バナナを冷蔵庫で保存することはできないの?

いいえ、そんなことはありません!

ちゃんとした方法でなら、バナナは冷蔵庫で保存できるんです!

バナナを冷蔵庫で保存するための方法をご紹介

ではさっそく、バナナを冷蔵庫で保存する為の方法をご紹介します。

用意していただくのは、バナナ、新聞紙(チラシや雑紙でもだいじょうぶですが、新聞紙程度の厚さがあるものにしましょう)、ポリ袋、輪ゴムです。

まず、バナナは1本ずつ千切ります。
この時、実をつぶさないように気をつけましょう。
つぶれたところが痛んでしまいます。

バナナを1本ずつ、新聞紙でくるみます。
そしてポリ袋に1本ずつ入れて、口を輪ゴムでしばってとめます。
新聞紙でくるむことによって、程よく冷気からバナナを守ることができます。
そして密閉することで、冷蔵庫内で空気に触れることを防ぐことができます。

あとは、冷蔵庫の野菜室で保存します。
野菜室は、冷蔵庫の中で一番温度が高い場所です。あまり冷やしてしまうと、バナナが冷凍障害を起こしてしまうので、必ず野菜室に入れるようにしましょう。

バナナを冷蔵庫で保存した時の賞味期限は?

バナナは常温で保存した場合、暖かいときだと3~4日くらい、冬でも1週間くらいで痛んでしまいます。

しかし冷蔵庫なら、バナナを野菜室に入れてから10日から2週間くらいまで保管することができるんです!

気をつけていただきたいのは、バナナを冷蔵庫に入れたとしても、ゆっくりと成熟が進んでいるということ。10日あたりから少しずつ皮や実がかわらかくなったりなど変化が見られます。バナナの状態を確認しながら、2週間以内には食べきりましょう。

まとめ

  1. バナナはそのまま冷蔵庫へ入れると、冷凍障害を起こしてしまう!
  2. バナナを冷蔵庫で保存する時は、房からバナナを1本ずつ千切って新聞紙でくるみ、ポリ袋にくるんで密閉。バナナは必ず、野菜室に入れましょう。
  3. 冷蔵庫で保存したバナナの賞味期限は、10日~1週間程度。

ご家庭にあるものを使って、簡単にバナナを冷蔵庫で保存することができるんです!

さっそく、私もこの方法で、1房130円のバナナを冷蔵庫で保存してみました!10日たっても目立った変化はありません。おいしく食べることができました。

バナナマフィンにも使いましたが、これもおいしく作ることができました。

ぜひあなたも、バナナを冷蔵庫で保存して、おいしく活用してみてください!

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