ベーコンは生で食べても安全なの?実は生派も意外と多い?その真相とは

最近、高級スーパーやデパ地下などに行くと、プロシュットという生ハムを見かけますよね。

普通のハムは塩に一定期間漬けた豚肉を塩抜きして燻製にしたもの。でも、プロシュットは、燻製してないんで生ハムって呼ばれるんですって。

ん?つまり、生の豚肉ってことなの?と、びっくりしてしまいますね。

「生」といえば、先日、友人がベーコンを焼かずにそのまま切って食べていました!私にとっては衝撃で、とても驚いていたら、その子曰く「ソーセージも焼かないで食べるよ!」と。

私は、ベーコンもソーセージも焼いたものしか食べたことがなかったので、本当にびっくりしました。

生ハムが世に出回っているので、それもありかな〜とは思うのですが、本当に、ベーコンを焼かずに食べても大丈夫なのでしょうか?

今回はベーコンを生で食べても大丈夫なんか、その真相をまとめたいと思います。

ベーコンって生なの?

まず、ベーコンってどうやってできているのでしょうか?

生ハムのように、燻製にしてないってことなんでしょうか?それとも、ベーコン自体の製法が燻製にしてあるのでしょうか?

ベーコンの作り方を見てみると、

  1. 豚ばら肉に塩などの香辛料を擦り込み、冷蔵庫で1週間寝かせる(この状態を乾燥させたもの「パンチェッタ」と呼びます)
  2. 寝かせた豚肉を十分に塩抜きした後、燻製にする

つまり、私たちが普段食べているベーコンは、生ではなく、ちゃんと燻製という形で火が入っているということなんですね。

でも、たまに、生ベーコンという言葉を耳にするのですが、では、「生ベーコン」と「生のベーコン」の違いはなんなんでしょうか?とちょっと分からなくなって来たので、整理してみましょう。

*生ベーコン:パンチェッタと呼ばれ、塩漬けにしてよく乾燥させた豚肉

*生のベーコン:塩漬けにした豚肉(パンチェッタ)を燻製にしたもの(ベーコン)で加熱してないもの

ということは、燻製にしてあるのだから、焼かずに生でベーコンを食べられそうな気がしてきました。

反対に生ハムは生なのに大丈夫?って思ってしまいますが、安心してください。生ハムの製法は美味しく食べれるように作られているので大丈夫ですよ。

非加熱食肉製品と加熱食肉製品の違い

ベーコンを買うとパッケージの裏に食品品質表示ラベルが付いていますよね。それをみて見てみると、ベーコンの場合、「非加熱食肉製品」と書いてあるものや「加熱食肉製品」「特定加熱食肉製品」「乾燥食肉製品」とかいてあるものがあるようです。

一体どう違うのか。

食品大手会社のサイトのQ&Aをみて見ると、

*「加熱食肉製品」「特定加熱食肉製品」は、製造工程で一度熱をかけてあり、そのままでも食べられる。

*「非加熱食肉製品」「乾燥食肉製品」も、水分活性を厳しく盛業しているので、殺菌の増殖を抑えられ、そのまま食べられる

とのこと。

作られる過程は違うけど、どちらもそのまま食べることができるということなんですね!

とはいえ、豚肉には寄生虫がいるとよく言われます。やはり、生で食べるのはちょっと心配ですね。

中毒のリスクもあるので、特に塩漬けだけで十分には加熱はされていない非加熱食肉製品は、加熱して食べることをお勧めします。

また、加熱食肉製品でも、パックから開けて何日も経っているようなものは、生で食べてお腹が痛くなる。。。なんてことも起きてしまうかも。

是非、生で食べる時は、十分に注意してくださいね。

生のベーコンの食べ方

では、生のベーコンにはどんな食べ方があるのでしょうか?興味が湧きますよね〜!いくつかご紹介します!

■お刺身を食べるように、薄切りの生のベーコンを、ワサビをといた醤油につけて食べる

■温かいご飯に生のベーコンをのせ、醤油やマヨネーズをかけて食べる

■クラッカーに薄く切ったベーコンをのせてクリームチーズをのせて食べる

■薄切りにして、チーズなどと一緒にお皿に盛り、ワインと一緒に食べる

など。

生のベーコンを食べたことのない私にとって、かなりどれも衝撃的な食べ方ですが、お刺身の感覚だったり、生ハムの感覚で食べればありかな〜という感じでしょうか。

まとめ

  1. ベーコンは生で食べることができる。
  2. 食品品質表示ラベルを確認する
  3. 加熱食肉製品でも、生で食べるならパッケージを開けたらすぐに食べる
  4. 生のベーコンの食べ方は意外と色々な食べ方がある

意外にも、生のベーコンは安全に食べれること、生でベーコンを食べている人は結構いること、食べ方が色々とあることなどがわかります。

ベーコン好きの方もそうでない方も、ぜひ食べ方を開拓しながら一度は試してみる価値があるかもしれませんね!

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