足の指の間がかゆい、それは病気かも!?必ず適切な対処をしよう

life166

みなさんは、経験ありませんか?

「なんか足がかゆい…というか、足の指の間が、かゆい!」なんてこと。

しかも、かゆみは一度掻いてしまうとずーっとかゆい!

夜寝るときなんかは特に辛いですよね。

足がかゆいと言えば代表的なのは水虫ですが、実は他にも似たような症状の病気があるのです。

今回は水虫を含め、似たような症状の病気を紹介します。

足の指の間がかゆくなる原因は!?

しょっちゅう足の指の間がかゆくなる人は、病気である可能性が高いので早めの治療が必要です。

そして水虫以外にもいくつかの病気が考えられるので、まちがった薬を使ってしまうと逆効果・・なんてことも。

まずは、あなたの「かゆい」の正体を見極めましょう。

水虫

足の指の間がかゆいと言えば、代表的なものが水虫。水虫は白癬菌という菌が原因でおこる病気です。

足は汗や垢がたまりやすいので、高温多湿を好む菌が繁殖しやすい場所でもあります。

春から夏にかけて、特にムレやすいので注意が必要です。

最初はかゆいだけですが、徐々に皮がむけてジュクジュクしたようになったり、乾燥したようにカサカサになり、ポロポロ皮がむける人もいるようです。

水虫はうつる病気です。不特定多数の人が使うようなスリッパやマットなどから感染することもあります。今はしっかりと消毒などされていることも多いと思いますが、不特定多数の人が使ったものを使った後に症状が出た場合は、水虫を疑った方がいいかもしれません。

もしも水虫になってしまったら、まずは一緒に住んでいる家族などに感染しないよう洗濯物を分けるなど、注意が必要です。

水虫は男性に多いと思われがちですが、女性もパンプスやブーツなど、足が蒸れやすい環境を作ることは多いので、原因菌をもらってしまわないように注意しましょう。

汗疱性湿疹

汗をかきやすい部分に小さい水ぶくれのようなものができ、その水ぶくれの皮膚がめくれて湿疹化した状態がこの汗疱性湿疹。

一見すると水虫と似ているように見えますが、こちらは菌が原因の病気ではありません。名前からもわかるとおり、自分の汗によって発症してしまう病気です。汗が皮膚からすべて排出されずに溜まってしまうために、水ぶくれになってしまうようです。

主に手のひらや足の裏に症状が出る場合が多いようですが、なぜこのような症状が出てしまうのかははっきりしていません。

あせも

あせもといえば、大人よりも子どもに多くみられるので、お子さんがいるご家庭では一度は経験しているのではないでしょうか。みなさんご存知の通り、汗をかいた場所がただれて赤くなってかゆくなるという症状ですね。

私も子供のころによくなった記憶があります。子どもなので、どうしても我慢できずに掻いてしまうんですよね。それでよけいにひどくなってしまったりして。

あせものかゆみを防ぐには、汗をかいたらすぐにふき取ってあげることが大切です。

かゆみを抑えるにはどうする?

life167

かゆみをおさえるためには冷やすことが一番です。かゆみを持った部分は熱を持つことがほとんど。掻けば掻くほどどんどん熱を持ち、かゆみの範囲と共に広がっていきます。

でもどうしても掻くのが止められない!そんな時は、かゆみのある部分を冷水につけてみましょう。冷やしている間は少し楽になるはずです。

どの病気にも言えることですが、汗をかいたらその都度拭きとりましょう。こうすることで、蒸れやすかった指の隙間もすっきりします。洗ったり、汗を拭きとった後はよく乾燥させることも大事。

そして、少しでも早く病院に行きましょう。自然治癒を望むよりも、病院でしっかりと治した方が治りも早いですし、苦しむ期間も短いのです。ひどい場合は飲み薬が出る場合もあるので、早めに病院にかかることが大切。

かゆいからといって、水虫かどうかは一般人にはわからないもの。薬局でかゆみ止めの薬を買って塗ったけど、悪化してしまった!なんてこともありえます。

水虫だと思う、という理由で薬局で購入希望を伝えたところ、薬剤師さんに「それでは売れない」と言われてしまった例もあるとか。皮膚科で使う塗り薬は、とくにただれをひどくしてしまう場合もありますからね。

お医者さんに診てもらうのが大切

水虫は割と身近な病気であることがわかったでしょうか?

足の指の間がかゆいとおもったら、まずは

  1. 掻かない
  2. 汗は拭きとり、蒸れないような工夫を
  3. 症状がひどくなる前に病院へ!

私も以前アトピーだったことがあり、「そのうち治るだろう」とかゆくてもそのまま放っておいたことがありました。ですが、どんどん症状はひどくなるばかりでかゆみも倍増。さらに見た目もひどくなってしまい、とうとう爪まで変形してしまったことがありました。皆さんも、辛い症状は我慢せずに、まずは受診することをオススメします。

タイトルとURLをコピーしました