鶏むね肉ともも肉の違いは何?見分け方やおススメの調理法とは

 

鶏肉を買うとき、むね肉ともも肉を気にして購入している人、いますよね。

でもきっとこの記事を読んでいるあなたは、「むね肉ともも肉は何が違うのか」と疑問に思っているのでしょう。

実は私も、そのひとりです。

そもそも私は、料理が得意ではありません。

鶏肉ならどれも同じだと思っているから、どっちがどうなんて思ったこともありません。

でも実は鶏肉は、部位によって味や栄養素、お勧めの料理が違うらしいのです。

鶏肉のむね肉ともも肉の違いがわからない私たちみんなで、鶏肉の勉強をしませんか?

むね肉ともも肉をひと目で見分けるには

こちらはむね肉。白い部分が少ないピンク色です。

料理が苦手な私は、むね肉かもも肉かなんて気にしたことはありません。

気にするとすれば手羽先とか脚とか、骨付きか骨なしかということくらい。

私は骨のない鶏肉なら、白い脂身の少ないダイエット向きっぽいお肉を選んでいます。

どうやらむね肉ともも肉を見分けるのには、そこがポイントのようです。

むね肉は鶏肉の中でも脂肪分が少なく、口当たりもあっさり。

ぷりぷりとした見た目で、薄いピンク色をしています。

一方のもも肉は脂肪分が多く、鶏肉らしいコクのある味なのだとか。

こちらは白い脂肪分があり、お肉は少し赤みがかっています。

私がいつも選んでいるあっさりした見た目の鶏肉は、どうやらむね肉のようです。

ちなみにフライドチキンでよくある、骨付きの脚のお肉。

あれは、もも肉。もも肉の骨付きです。

私はずっと、「脚」という部位かと思っていました。(笑)

料理上手になれる鶏肉の使い分け

私は今まで煮物でも蒸し鶏でも、どんな料理にもむね肉を使っていました。

ですがより美味しい料理を作るには、むね肉ともも肉を使い分けたほうがいいようです。

脂肪分がすくなく水分が逃げやすいむね肉は、たんぱくな味のパサパサしやすい部位。

火を通しすぎると固くなってしまうこともあるとか。

中華料理や欧米料理向きで、蒸したりするのに向いているようです。

スープやバンバンジーなどにはむね肉がおススメ。チキンカツもいいですね。

もも肉はほどよく脂ののった、鶏肉の風味たっぷりのジューシーな部位。

素材の味を生かせる、和食に向いています。

揚げ物やつくね、ステーキにするのにぴったり。

から揚げや照り焼きチキンなど、ぷりぷり感を楽しむ料理向きです。

私もこれからは、部位を気にして鶏肉を選んでみようかと思います。

こんな私でも、少しは料理上手になれるかな?

栄養で使い分けて料理の達人に

こちらはもも肉。皮以外にも白い脂肪分がありますね。

むね肉ともも肉の違いは見た目と味だけかと思いきや、栄養分にも違いがあるようです。

脂肪分の少ないむね肉は、見た目の通り低カロリー。たんぱく質が豊富です。

ビタミンKやビタミンB6,お肌の調子を整えるナイアシン、善玉コレステロールを応援するパントテン酸も多く含まれています。

もも肉はたんぱく質が少なめ、ビタミンB2やヘモグロビンの生成を助けるビタミン12が豊富です。

セレンというミネラルが含まれていることにも注目。

細胞の老化や動脈硬化を予防する効果があるらしいですよ。

お肌の調子を整えたい、たんぱく質を多く摂取したいならむね肉、

老化防止や動脈硬化、貧血予防にはもも肉。

栄養分や期待できる効果で使い分けできたら、鶏肉の達人になれるかも?

むね肉でももも肉でもないささみ

「ささみはどうなの?」と思った人、いませんか?

私はダイエットにはささみがいいと聞いて、ささみばかり食べている時期がありました。

ささみは、むね肉よりも内側にある部位だそう。

笹の葉っぱに形が似ているから、「ささみ」と言うらしいです。

鶏肉の中では一番脂肪分が少なく、高たんぱくな部位。

筋トレに似合う鶏肉は、やっぱりささみでしょう。

ささみは茹でたり蒸したり、サラダにするのに向いています。

しそやチーズと一緒に料理するのも定番ですね。

まとめ

・むね肉は見た目もあっさり、もも肉には白い脂肪分がある

・蒸し鶏やスープにはむね肉、から揚げやステーキにはもも肉

・むね肉は美肌に、もも肉は健康に

・筋トレやスポーツのお供にはささみ

こうして鶏肉のことを調べてみると、なんだかすでに料理上手になった気がします。

上手く料理できるかできないかは腕次第ですが、使い分けるだけで少しは美味しさがアップするかも?

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