お腹の音が鳴るのを今すぐ止めたい! 原因と対策方法まとめ!!

会議中や試験中などの真剣な空気になると、
いつも以上にお腹が鳴りやすい気がすると感じたことはないでしょうか。

会話が途切れてシンとした瞬間ほど、
わたしの胃腸はここぞと言わんばかりに鳴り響いたりしてしまいます笑


会社の人たちは大人なのでクスクス笑ったりはしませんが、周りにもろバレなのに、
みんな何事もなかった体でやりすごしてくれる優しさがむしろツライ時ってありますよね。
生理現象とはいえ、穴があったら入って一冬超えてしまいたい気持ちに何度もさせられました。

そんな恥ずかしい瞬間から一人でも多くの人が解放されるべく、「お腹の音」対策を調べてみました。

どうしてお腹はなるの?腹鳴ってなに?

お腹の鳴る音は「腹鳴(ふくめい、はらなり)」と呼ばれ、
グー、ポコポコ、キュルキュル、ゴロゴロなどが一般的な音のタイプです。
腹鳴は胃腸が収縮する際に起こるとされ、この腹鳴が起こる要因は3つあります。

  1. 空腹時の胃の収縮 
    空腹になって体内の血糖値が下がると、周期的に胃の収縮運動が始まり、
    いつでも食べ物が入ってきてもいいように、胃に残っているものを十二指腸へ運ぶ運動をはじめます。
    この時に、せまい胃の出口から腸へ空気が移動するときに発生する音が、
    みなさんも何度かは轟かせたことのあるあの、「グー」という音になります。
  2. 空腹ではないときはガスが鳴っている
    胃の中で消化されたものが腸を通るとき、微量のガスが発生し、腸の壁を動かして音が鳴っている場合が多いです。
    またトイレを我慢したりしてもガスが発生します。
  3. ストレスの影響
    食事のときに空気を一緒に飲み込んだり、つばを飲み込む際に一緒に空気を飲んでしまい、
    胃や腸に空気がたまりお腹が鳴ったり張ったりする症状を「呑気症(どんきしょう)」と呼びます。
    呑気症はげっぷや胸やけの原因ともされていて、臓器に異常がない場合ストレスがその原因として挙げられています。

お腹の音を止める方法

お腹の音の原因は、空気やガスが胃腸の中を移動することで発生することがわかりました。
ということはその動きを抑えることができれば、
「今は音を鳴らしたくない!」というシチュエーションでお腹の音を止めることも可能
なんです。

ここではそのテクニックをお伝えしますね。

  1. 背筋を伸ばす
    音が鳴りそうな時、ついお腹が気になって背中を丸めていませんか?実はこれが逆効果なんです。
    背中を丸めてしまうと胃が圧迫されて、空気を腸に押し出す形になってしまいます。
    これでは自分の腹鳴にチャンスを与えてしまっているのと同じです!
    逆に背筋を伸ばして、お腹にぐっと力をこめましょう。
    背中を丸めている時よりもお腹の中の面積が狭くなり、胃腸の動きを一時的に止める事ができます。

  2. 深呼吸をする
    一時的な対策として、空気をいっぱい吸って胃を空気で満たしてしまうと、収縮運動がストップし、音が鳴るのを防げます。
    緊急対策ですが、腹式呼吸にも同じ効果があります。
  3. 背中をたたく
    背中の胃のあたりの高さの部分をたたくと、胃の中の空気やガスをゆっくり腸へと送る事ができます。
    空気やガスがゆっくりと移動する分には音はなりません。万一鳴ってしまっても小さな音で済みます。
    また、胃の中から空気やガスをなくす事ができるので、会議やテストの事前にしておくと安心です。
    こぶしを作って、息を吐きながら軽くトントンしましょう。
  4. しっかり3食とる
    3食きちんととるだけでも、おなかの音は減らせます。さらに効果を高めるには栄養バランスも大切です。
    消化吸収の速さは炭水化物、たんぱく質、脂質の順なので、
    例えばそうめんだけ食べれば早く空腹状態になり、腹鳴も出やすくなってしまいます。お肉や野菜もしっかり食べましょう。
    また適度な間食も効果があります。
    チョコレートやあめをなめれば素早く血糖値が上がり、空腹感がなくなります。
    脂質が多いナッツ類も腹持ちがよいので会議前に少し口に入れておくといいでしょう。

お腹がなりやすい体質になってしまっていませんか?

自分はお腹の音が鳴りやすい気がする…。
ただの気にしすぎの場合もありますが、実際にお腹がなりやすい体質の人も存在します

お腹が鳴りやすい人は主に以下の特徴が見られます。

  • 腹に空気やガスが溜まりやすい
  • 腸内環境が良くない
  • ストレスなどによって自立神経が乱れている

これらは普段の生活習慣が影響して起こる場合が多いので、
生活習慣を見直す事によって腹鳴を減らすことができます。
お腹を鳴らせないようにする応急処置も効果的ですが、
長い目でみたら日頃の生活習慣を改善することが一番の解決策なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
たかが腹鳴、されど腹鳴。お腹がなるのにはきちんと原因があります。
明日から「お腹がなるかも…」というお悩みから解放され、お仕事に集中できることをお祈りしています!

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